glee シーズン5 第13話 「さようなら、シュー先生」のあらすじ
ニュー・ディレクションズは廃部となってしまう(前回から引き続き、卒業生のメルセデス、レイチェル、カート、パック、ブリトニー、マイク、サンタナ、クインも登場)。
ホーリーとエイプリルは、ウィルのためにもなんとか部を存続させたいと決意し、1週間音楽を課外活動に盛り込むことをスーに頼む。スーは了解し、更にウィルを誘うように言われる。全て2人の思惑通りだ。
ホーリーとウィルは、生産部の課外活動で、「Party All The Time」を歌い、はじける!
が、これが大失敗!すぐに生徒や保護者から、苦情の嵐となる。もちろん課外活動はこれで終わり。
尚も食い下がろうとするホリーに、「もういい」とウィルは言う。「(グリークラブ)廃部を受け止めた。心構えはできている。今は残り少ない時間を穏やかに生徒と過ごし、卒業式を見送りたい」と。
そこでホリーとエイプリルは作戦を変え、アーティーにある依頼をすることに。ちなみにアーティーに直ぐに講堂に来るようにホリーが伝えると、「好きです。キティとは別れます」と勘違いしたアーティーは答えていたが。(キティとはこれで破局??)
さて。ウィルが自分の部屋に戻ると、「直ぐに講堂へ来て」のメッセージが。講堂へ行くと、プロジェイクタート、「ボタンを押して」の文字が。ボタンを押すと、プロジェクターが起動し、なんとレイチェルやメルセデス、カートやサンタナといった生徒たちが、エマのお腹にいる”ウィルの赤ちゃん”に向けて、”ウィルの若い頃”について話をしだす映像が流れ始めた。
みんなの話は、主にウィルがどうやって、みんなを支えてくれたか。成長させてくれたか。導いてくれたか。そんな感謝を込めたものだった。最後にレイチェルが”感謝”を伝えると、映像が終わる。そしてカーテンが上がり、レイチェルが登場し、ニュー・ディレクションズの原点と言える曲「Don’t Stop Believin’」を歌いだす。
このホリーとエイプリルの作戦は、無事成功した。そしてこれをもって、ニュー・ディレクションズは解散となった。
さて、もうすぐ卒業式だ。この頃、ティナは焦っていた。滑り止めの大学に落ち、本命であり、かつ補欠合格しているブラウン大学からは、いまだに連絡がないのだ。そして偽名をつくって(身分詐称)、別の大学に願書を出すが、当然落とされる。
そんな中、ブレインは希望通りのNYADA合格した!これでブレイン、サム(モデル志望)、NYの映画学校に合格しているアーティー。つまり、ティナ以外の卒業生3人は、みんなNYだ。それもあり、ティナは将来も決まっていないが、「NYへ私も行く!」と言い出す。
すると、「君もNYへ一緒においでよ」とブレインに誘われ、「根無し草になってもいいの?」とティナが尋ねる。すると、「like me?」「like me?」「like me」と3人が答える。そしてシーズン2の州大会で歌ったオリジナルソング「Loser Like Me」を歌う。
だが、ティナは結局NY行きはやめる。ブラウン大学に無事合格したからだ!!
そんな中、学校では卒業式が行われた。ティナ、アーティー、ブレイン、サムの4人も無事卒業だ!ちなみにサンタナの粋な計らいで、MITに早期入学したブリトニーも卒業させてもらえた!
卒業式も終わり、ガランとモノがなくなってしまった音楽室の椅子に、ウィルは座る。すると、天敵スーが現れる。「君の勝利だ」というウィルに、「お前ほどガッツがあるやつは初めてだった」と答える。
そして「カーメル高校の面接を手配した」とも。そう、あのシーズン1~3でずっとライバルだったボーカル・アドレナリンだ!そのコーチの職をスーに薦められたのだ。今までライバルだったチームということもあって、気持ちの整理がつかないウィル。そんなウィルに「よく考えろ」の言葉を残し、スーは音楽室を後にする。どうする?
またサンタナがレイチェル主演の「ファニー・ガール」の代役に応募したことで、2人は依然いがみ合いっぱなし。カートは幾度も仲裁するが、悪化するだけだ。そこでそんな2人に向けて、カートとメルセデスは「I Am Changing」を歌う。
歌の最中、居心地悪そうにしていたレイチェルとサンタナ。歌い終わると、レイチェルはサンタナに歩み寄り、「10日よ。公演が始まってから3か月後から、いつでもいい。10日間、好きな日にあなたが歌っていいわ」と告げる。レイチェルなりの譲歩案だ。
だが、「自信がないのね。私に役を奪われるのが怖いから、そんなことを言ってるのでしょう。嫌よ。私がすべて歌う」と、サンタナはこの提案を突っぱねる。2人の溝は埋まらない。
だが、こんなサンタナを見かねて、動いたのが元恋人ブリトニー。部屋をユリ(レズビアンの花らしい)で埋め尽くし、サンタナとソファーに座って、「サンタナが目指しているのはブロードウェイ?」と問いかける。「私が欲しいのは名声とお金よ。今はそれを叶える第一歩を歩き始めているの」と答えるサンタナ。
でもブリトニーは、くいさがらない。「本当は違うんじゃないの?意固地になっているだけじゃない?」と諭す。すると、サンタナはようやく自分の”夢”に気が付き、なんとファニーの代役を降りることに!そしてサンタナはレイチェルと仲直りをし、2人で「Be Okay」を歌う。
今回の件で、サンタナはブリトニーの存在の大きさを改めて実感。「2人でレスボス島へバカンスへ行ってから、NYで一緒に住もう」と誘う。もちろんブリトニーは賛成。ブリトニーもMITで数学漬けにされ、その生活から逃れたいし、サンタナのことが好きだからだ!
前話で、突然パックがクインに告白し、キスをした2人。なんと、「一度もデートしたことがないし、遠距離になるけど、パックと交際するわ!」と、クインが交際宣言!!そして「Just Give Me A Reason」をラブラブで歌う。
こうしてみんな、別々の道を歩み始める!
glee シーズン5 第13話で使われた曲リスト
楽曲 | 歌い手 | 曲 | アルバム | オリジナル | ||
I Am Changing | カート,メルセデス |
|
○ | 映画『Dreamgirls』 | ||
Party All The Time | ホリー,(ウィル,ニュー・ディレクションズ在校生&卒業生,マッキンリー高校の生徒) | ○ | Eddie Murphy | |||
Loser Like Me | ブレイン,アーティー,サム,ティナ | ○ | gleeオリジナルソング | - | ||
Be Okay | サンタナ,レイチェル | ○ | Oh Honey | |||
Just Give Me A Reason | クイン,パック | ○ | P!nk feat. Nate Ruess | |||
Don’t Stop Believin’ | ウィル,ニュー・ディレクションズ卒業生&在校生 | ○ | Journey |
グリー シーズン5 第13話の感想
今回は本当にグリークラブは廃部になっちゃうんですよね。シーズン1では”州大会で優勝しないと廃部”という中で3位でも、スーが掛け合い1年の猶予を与えられ、廃部とならなかった。シーズン4では地区大会でマーリー気絶により失格となったのに、ウォブラーズが薬物を使ったために繰り上げ当選したり。
なんかねー、廃部の危機は毎回だけど、それを切り抜けてきたから、”今回も同じだろう”と思っていたけど、本当に廃部なんですよね。でもこの音楽室で過ごした思い出は消えずに、みんなの心には残る。
それにしても今回ウィルも交えての「Don’t Stop Believin’」とは!!しかも最初はオリジナルメンバー(フィンいないけど)で歌うし、2番目からはウィルも歌うし、もうこのニクイ演出!最高!!シーズン1では州大会でも歌うし、シーズン4ではレイチェルがファニーのオーディションで歌うし、この曲はgleeの原点だよなー、本当。
さて、卒業メンバーも新たな生活とになっていきます。今度どうなる?