glee シーズン4 第19話「夢に向かって」のあらすじ
発砲事件以来、学校のみんなはどこかおかしくなってしまっていた。ティナは衣装をチェンジしたし、サムなんて双子のエバンの一人二役を演じたり(かなりウザイ)。そん中、マーリーは州大会で自作の歌を歌いたかった。しかし周りの雰囲気にのまれ、なかなか言い出せずにいた。
しかしウィルが州大会のテーマが「Deams」と発表。その時に勇気を出して、マーリーは自作の歌を提案する。が、ウィルは「2年前と違う。地区大会も繰り上げで決まったし、そんなことはできない。」と一蹴。更に「この曲にする」とウィルが独断で決めてしまう。
ちなみにウィル提案の曲はかなり古い歌で、ブレインもみんなもその歌では負けると危惧するほど。そこでブレインが、ウィルに内緒で別の曲をみんなと相談して決める。
しかしその曲を提案すると、ウィルは怒り出す。更にはウィルの様子に驚いたユニークが、「色気でツルしかない」とブレインにコッソリ言いながら、胸を取り出したのを見て、今度はユニークに怒りをぶつける。更にはサムが双子を演じていることに文句をいい、部室を飛び出してしまう。
後日、マーリーはブレイン、ユニーク、そしてサムを呼び出す。「私の自信作の歌を一緒に歌って、元気を出そう」と提案し、4人で”友情の歌”である「You Have More Friends Than You Know」を歌う。
そんな4人の姿を偶然見かけたウィルは、自分の態度を顧みる。そんな時ビーストに、喧嘩別れして学校を去ったフィンと、仲直りすることを薦められる。フィンは、確かに生徒みんなの意見を聞いていたのだ。
そしてウィルは、フィンを尋ねる。フィンは新たな夢である教師となるために、ライマ大学へ通い始めていた。しかもなんと寮の新たなルームメイトとして、パックまでやってきていたのだ!ちなみにパックは大学に通うのではなく、脚本を書くため。
2人は、「Fight For Your Right (To Party)」をパーティーで歌ったり、とにかく遊び放題!!
そんな状態なので、ウィルから一緒に州大会に向けてコーチをしてほしいと頼まれても、フィンはその申し出を断る。
その後も暫くの間、フィンは遊びほうけ、肝心の授業にも出ていない状態となった。すると、パックが「このままではダメだ。しっかりしろ!」と叱咤激励。
そしてフィンは、ウィルを訪ね、コーチを引き受けることを提案!ただしコーヒーの買い出しなどの雑用係ではなく、”1人の対等なコーチ”としてという条件。ウィルは了承し、”過去を水に流す”と約束をし、2人は仲直り!!尚、フィンは州大会までコーチする約束で、その間は大学に交渉し、授業の単位の代わりとなった。
もちろんグリークラブのみんなは、ウィル&フィンのWコーチに大喜び!そしてウィルはサムにも謝罪し、ようやく雰囲気も良くなる。そして最後否定していた、マーリー自作の歌「Outcast」をみんなで歌う。
一方NYのレイチェル。レイチェルの夢は、崇拝しているバーブラがファニーを演じた「ファニー・ガール」で主演を演じること!その再演が決まり、レイチェルはオーディションに応募。そのオーディションでバーブラの歌を歌おうと準備していると、現れたのが、レイチェルの実母コークラン!現在コークランは託児ビジネスをしている。
レイチェルの夢を応援をしてくれ、オーディションでバーブラの歌を歌うのではなく、”個性的な”曲を歌うようにアドバイス。そして”この曲が刺激になれば”と、「Next to Me」を2人で歌う。
コークランのアドバイスを受け、レイチェルはオーディションの選曲を、フィンに相談する。ちなみにフィンは真っ先に、ブロディを殴ったことを謝罪。レイチェルは「今は感謝している」と答え、「今度は会いたい」と素直に自分の気持ちを伝える。もちろんフィンも同じ気持ち。2人の距離は再び縮まった!
そしてオーディションについて、「原点に立ち戻れる曲を歌えばよい」とフィンはアドバイス。それを受け、レイチェルはオーディションで、まさしく”原点の曲”である「Don’t Stop Believin’」を披露!!(※地区大会ではなく、第一話のまさに最初のVersion)
審査員から「何か起きた気がする」と聞かれると、「友達が私の才能を信じてくれた。だからです」とのこと!
後日、結果が気になり落ち着かない、レイチェル。すると、なんと一次審査を無事通過の連絡が!レイチェルは夢の第一歩を歩き出した!!
glee シーズン4 第19話で使われた曲リスト
楽曲 | 歌い手 | 曲 | アルバム | オリジナル | |||
Next to Me | コークラン,レイチェル |
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△ | Emeli Sande | ||
Fight For Your Right (To Party) | フィン,パック | △ | Beastie Boys | ||||
You Have More Friends Than You Know | マーリー,ブレイン,サム,ユニーク | △ | Mervyn Warren & Jeff Marx | ||||
Don’t Stop Believin’ | レイチェル,(フィン,ティナ,メルセデス,カート,アーティー) | △ | Journey | ||||
Outcast | ニュー・ディレクションズ | △ | Glee Original | - |
グリー シーズン4 第19話の感想
今回はレイチェルの「Don’t Stop Believin’」の選曲にビックリ!そして懐かしい。だって、シーズン1の最初の曲。みんなもその頃の衣装と恰好で、すごく懐かしい。gleeっていったら、やっぱり「Don’t Stop Believin’」だね!!
それにしても、編曲でかなり雰囲気変わるもんだね~。ちなみにこちらが、最初のPVね。思わずこちらも見直しちゃったよ。
それにしても、フィン。パックと遊びまくりだね~。「Fight For Your Right (To Party)」のPVははっちゃけてて、結構面白い。でもフィンは雰囲気にのまれ、遊びまくってしまったか。でもそれを正したのが、まさかパックだなんて、本当ビックリ。でもこれが、最後のフィンの歌になってしまうなんて…。
フィンは、この後ニュー・ディレクションズのコーチに戻ることになっていたけど、この後姿を消します。ドラマでは触れられず、何事もなかったかのようにウィルだけが指導しているけど、これはフィンを演じていたコリー・モンティスさんが薬物中毒になっていて、断つためにリハビリ施設に入ったから。
だけど、施設から出所してまもなく、2013年夏に薬物中毒で亡くなってしまいました(シーズン5 第2話まで撮影済みの頃)。本当にこのニュース悲しかった。
シーズン5 第3話 「大好きだったフィンへ」 (The Quarterback)で、フィンを追悼しているけど、この回は役者さんもみんな演技を超えていた。特にレイチェル役のリア・ミシェルさん(私生活でも交際していた)は、もう見てられなかった。
だから、フィンの姿をgleeで見るのは、これが最後。すごく切ない。フィンと、コリー・モンティスさんの冥福を祈ります。