glee シーズン5 第19話 「イメージアップ作戦」のあらすじ
レイチェルは嘘をついて舞台をさぼり、ドラマのオーディションを受けに行ったことが、ネットで暴露され、イメージ大幅ダウン。ある記事では、支配人たちが怒っていることから、”新星のスターは超新星(星が一生を終える時に起こす大規模な爆発現象)となるだろう”とまで書かれてしまった。
さすがに落ち込むレイチェル。そこでサンタナの提案で、”慈善活動”により、イメージを変えたアンジーを見習い、自分のイメージアップを図ることに!そこで犬の里親を探すチャリティー・イベントを開催することに!!ちなみにサンタナは広報担当。
まずは犬の施設を見学。そこでは飼い主から虐待された子や捨てられてしまった犬が、ケージの中で飼われていた。少ない予算の中で職員は散歩や運動をさせたりと頑張ってはいるが、年齢が高い子や里親が見つからない子は悲しい運命を辿ってしまう。
そしてレイチェルは施設の責任者にチャリティー・イベントについて、了承をもらう。もちろん相手も、レイチェルがイメージアップに利用することは承知の上だ。
その時、突如、ほとんどの犬達が鳴き始めた。たまにこういう事が起こるらしい。いつもは音楽を流して落ち着かせるが、あいにくスピーカーが壊れてしまっている。それを聞いたサムが「いつもギターを持ち歩いているから」と言い、ギターを弾き、レイチェルとメルセデスと一緒に「I Melt With You」を歌う。
サムはその施設で出会った犬を、メルセデスに内緒でアパート(2人は同居)に連れて帰り、”マコノヒー”と名付ける。が、サムはマコノヒーのしつけも世話もせず、アーティーとゲームに熱中し、その間マコノヒーは部屋を散らかし放題!更にはメルセデスの大事なエクステや靴までボロボロにしてしまう。
ただでさえ無断でマコノヒーを飼いだしたことに怒っていたのに、これにはメルセデスも激怒!マコノヒーを施設に帰すように言い渡す。が、サムはあきらめない。しつけをすれば大丈夫だと考え、アーティーと「Werewolves Of London」を歌いながら、マコノヒーの訓練開始!!
すると、マコノヒーも段々とイタズラもせず、いい子に!サムは”ちゃんと世話できる”と証明できたのだ!!が、メルセデスはやはりマコノヒーを飼うことに反対。
これからメルセデスはこれからツアーに出る予定だし、サムだってモデルの仕事で何日も留守にするかもしれない。マコノヒーの面倒を、ちゃんと見れないかもしれないことが、不安なのだ。そして2人でレイチェルのチャリティー・イベントで里親を見つけることに。
さて。そのチャリティー・イベントの計画は着々と進む。まずはブレインとアーティーがサクラとなり、何匹もの犬を連れて散歩をするレイチェルを見つけ、「レイチェルじゃないか!?」とパパラッチに気づかせる。で、パパラッチが写真を撮り、近づいてきたら、チャリティー・イベントのことを宣伝したのだ(全てサンタナ案)。
が、その後、何匹もの犬を連れていたのが災い。歩きながら食べている人を見つけた犬が興奮し、レイチェルは引きずられ、見るも無残な姿に。その現場をパパラッチに撮られてしまった!それで軽く膝をすりむき、着ていたドレスを弁償することになったが。
でもその捨て身の宣伝が功を奏したのが、チャリティー・イベントには大勢の人が集まり、多くの犬の”里親”が見つかった!そこで大事なイメージアップとして、レイチェルは一匹の犬を抱え、取材を受けることに。が、その予定していた犬の里親が見つかってしまったのだ!
レイチェルとしては、取材が終わるまで犬を渡したくない。でも新里親は、”里親を見つけるイベントなんだから”と譲らない。それに取材後では、帰りが遅くなってしまい、子供も困るのだ。
それでも突っぱねたレイチェルだが、新里親に「あなたのことをネットで読んだわ。嘘を嘘で塗り固めたって、いつかメッキがはがれる。あなたが大事なのは犬じゃなく、”あなた自身”でしょ」と言われてしまう。そして彼女達はそのまま帰宅してしまった…。
さて、カート。実はレイチェル&サンタナと喧嘩していた。チャリティー・イベントを計画していることを告げられて直ぐ、「僕も歌わせて。スターチャイルドもダニも忙しくてバンドは休みだし、学校以外で歌っていないんだ。」と立候補したのに、「今回はメルセデスと3人で歌わせて」と断られてしまったのだ。
これにカートは怒る。カートだけが有名じゃないから外されたのだ、と。そして「いつも君たちの相談に乗っているのに」と言い返すが、「今回のイベントで、私の今後の仕事が左右されるの!」とレイチェルは譲らない。これに耐えられず、カートは部屋を出て行ってしまう。
そして向かった先は、高齢者施設。そこでは今度「ピーター・パン」の劇が開催されるのだが、その宣伝をするために、カートのバイト先のカフェに来たマギー・バンクス(有名なブロードウェイの旧スター)と仲良くなり、劇の練習を見に来るように言われていたからだ。
が、カートが練習を観に行った矢先、なんとピーター・パンを演じるはずだった人がハーネスをつけたまま死亡!劇の開演まであと1週間なのに、大ピンチ!!ピーター・パン役ではハーネスをつける必要があるのだが、演じる人々はみんなが老人。他の人では、ハーネスに耐えられないのだ。
そこでカートは、なんとピーター・パン役に立候補!マギーから「女性でも高音で難しいのよ」と言われると、「大丈夫。テノールだし」と答える。それでもみんなは、カートの実力が不安。何せここにいる人は、皆が昔ブロードウェイなどで活躍したスター達ばかりだからだ。そこでカートは「Memory」を歌い、実力を証明する。
歌の最中、マギーも一緒に歌いだした。そして他の人も、みんなカートの実力を認め、カートは無事ピーター・パン役をGET!!
そしてレイチェル達に劇のことを伝え、見に来てほしいと頼むと、なんと「チャリティー・イベントと同じ日だから来れない」と断られてしまう。イベントよりも早い時間に開演なのに、それでも取材があるからNGだと言われ、2人は更に険悪ムードに。
さて。そんな中、カートは自分の役の練習をする。その間、ウェンディ役のマギーは、カートに娘のクララの話ばかりをする。しかし、他の人からクララとはずっと疎遠だと聞かされる。マギーが自分の夢を追うことに夢中で、娘を構わなかったからだ。
そこでカートはクララを訪れ、劇を観に来てくれるように頼むが、あっさり断られてしまう。でも諦めず、「マギーは今後悔している。僕は母親を7歳で失い、空想でしか会えないけど、あなたは実際に会えるんだから」と必死に訴える。
そしてそんな中、ピーター・パンが開演する。すると、なんとレイチェルも、ちゃんとショーを見に来てくれていた!カートは熱演し、「Lucky Star」をマギーと熱唱する。
しかも歌の最中、マギーの娘クララも来てくれた!公演は盛況で終わり、マギーはクララに今までの謝罪とお礼を伝え、2人は仲直り!!
さらに驚くことが!みんなの歌声がよかったので、レイチェルのチャリティー・イベントで再度歌ってほしいと頼んできたのだ!しかもアーティーが映画学校からバスも借りてきてくれていたという、至れり尽くせりだ。みんな喜んで、バスに乗り込む。そしてチャリティー・イベントでレイチェル達と「Take Me Home Tonight」を歌う!!
その間、犬は次々と里親の元へ。そしてサムが可愛がっていたマコノヒーの里親も見つかり、レイチェルが犬のことでトラブった新里親にも、無事犬を渡せた。
このイベントは大盛況で、記者からも高評価!マギー達とレイチェルという、新旧スターが一緒に歌ったのも、良かったのだ。これでレイチェルのイメージはUP!!
glee シーズン5 第19話で使われた曲リスト
楽曲 | 歌い手 | 曲 | アルバム | オリジナル | ||
I Melt With You | サム,レイチェル,メルセデス,アーティー | ○ | Modern English | |||
Memory | カート,マギー | ○ | ミュージカル『Cats』 | |||
Werewolves of London | サム,アーティー | ○ | Warren Zevon | |||
Lucky Star | カート,マギー,(劇団員) | ○ | Madonna | |||
Take Me Home Tonight | レイチェル,カート,サム,メルセデス,サンタナ,ブレイン,マギー,アーティー(カフェの店員,劇団員) | ○ | Eddie Money |
グリー シーズン5 第19話の感想
今回カートの出演した老人ばかりの””ピーター・パン”にはビックリ。特にカートが練習を観に行ったときに、いきなり主役のピーター役の人が亡くなくなったのには、強引すぎる展開(笑)。
カートが歌った「Memory」は良い!出演者のボードが出てきて、若いころと今と映されるのが素敵。そしてみんながカートを認めていくのも。でも一番好きなのは、「Lucky Star」!!カートのハーネスで飛び回りすぎて、楽しすぎ!カートの生き生きとした表情も!
またサムとアーティーの「Werewolves Of London」も好き。歌詞も面白いし、マコノヒーとの訓練が面白い。さすが、お馬鹿キャラのサム!楽しすぎ。
尚、私の好きなサンタナが茶髪に!これにはビックリ。やっぱり黒髪の方がいいなー。
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