glee シーズン4 第20話「大停電」のあらすじ
ウィルは州大会のライバルを偵察し、ザ・フージャーダディーズ高に強力なボーカル”フリーダ・ロメロ”がいることを知る。彼女の歌声は、迫力満点なのだ!!
そこでニュー・ディレクションズもパワフルなスタイルを練習しようとする。が、その矢先に、なんと学校内が停電してしまった!!そこで今週の課題を、”アンプラグド(エレキ・ギターなどの電気楽器を使わないライブ演奏のこと)に変更する。
最初にサムが「You’ve Lost That Lovin’ Feelin’」を歌い初め、すぐにライダーも一緒に歌う。
その後、次に指名されたのがアーティー。だが、「(電気の)楽器がないから歌えない」とすぐに挫折。すると、サムが「僕の家はしょっちゅう電気が止められてた。でもそれでも、妹と弟に歌を歌っていた。」と詰め寄る。そして「知っているぞ。さっきずっとメールしていただろう。そういうのに頼りすぎだ」と訴える。
アーティーは、自分の態度を反省。サムに謝罪し、偶然ペットボトルを踏んだ時に出た音で、楽器がなくても、身近な物を使って音を出せることが分かった。だから、それでみんなで一緒に歌おうと提案。身近なものを楽器にし、「We Will Rock You」を歌う。
この頃、ライダーは、今でもケイティの正体を探っていた。”なりすまし”をされたし、会う約束を2度もすっぽかされているが、自分の心を開けた相手だから、諦めきれないのだ。それに唯一の”誰にも話していない秘密”を話した相手だし。
そのことをジェイクに言うと、会ったこともない相手じゃなくて、みんなに話すことをアドバイスされる。ライダーは”人は誰もが傷ついている”という歌詞の「Everybody Hurts」を披露。
そして歌い終わると、ケイティだけに打ち明けた秘密。”11歳の時、子守にイタズラされた”というツライ過去を話す。シャワーを浴びていたら、17~18歳の年上の女性に触られたのだ。そのことを親にも誰にも言えずに苦しみ、”女性不振”に陥ったとも。
ウィルは「通報しよう」と言ってくれたし、女性陣は神妙そうな顔をしていたが、サムとアーティーは「男が憧れる夢じゃないか。超ラッキーだ。羨ましいな」と言われてしまう。「それのどこが悩みかわからない」とまで。だからライダーも、「何を悩んでいたんだろうな。俺はラッキーボーイだ」と最後には言ってはいたが…。
だが、そんなライダーに手を差し出したのは、なんとキティ!ライダーを夕食に誘ってきたのだ。ちなみにキティはパックに振られていた。入ってもない大学に行くために。
そしてキティは「私も経験者」と、ライダーに打ち明ける。キティは6年生の時、友達の家にお泊りしていたら、友達の兄が寝袋に入ってきて、体を触られたのだ。動揺して直ぐには親に言えず、暫くして告げた。すると、すぐに言わなかったことを理解できないと言われてしまった。
更にママが相手の親と話しても「彼はいい子。信じられない」と言われ、信じてもらえず、友達には無視された。結局、転校して逃げることに。だから、「辛さを理解してもらえない辛さは分かる」とライダーに伝える。
2人は急接近!だが、後日、キティがライダーをランチに誘うと、ちょうど例のケイティとチャット中で、彼女の返信待ち。もしかしたら会えるかもしれないという状況。
それでライダーは誘いを断ったが、これにキティが怒る!「打ち解けて、好きになりかけたのに」と。「ケイティの件が終わったら…」とライダーは言うが、キティは「もういい」と言って、立ち去ってしまう。
一方、発砲事件でベッキーをかばい、退職となったスー。新しい職場はトレーナで、仕事は順調。給料も倍近くなった上に、スーの好きなシゴキが堂々とでき、充実した日々を過ごしていた。そんなスーのクラスに、なんとブレインが潜入してきた。
チア部に入部したのは内部崩壊させるだったと、打ち明ける。「今のチア部は迷走している。新コーチ・ロズの指導がおかしいし、それにまだ発砲事件でみんなの動揺は収まっていない。だから戻ってきてほしい」とスーに訴える。
スーが学校の様子を見に行くと、ベッキーがやってきたが、チア部のユニフォームを着ていない。どうしたか訊ねると、なんとチア部を辞めるつもりだという。ロズがベッキーをイジメているからだ。
ベッキーはスーに学校に戻るように訴えるが、スーは断る。「ガキ臭い場所からやっと抜け出せた」と。「Little Girls」を歌う。
ベッキーもスーの行動は、自分をかばうためだとわかっている。でも、わざとロズにイタズラし、校長室まで連れて行ってもらい、校長に告白をする。
その頃ようやく学校の停電も終わり、電気が灯る!!最後、ウィルから「楽器もいらないアカペラをやろう」と言われ、「The Longest Time」を歌う。
一方、NY。NYへやってきたサンタナは、夢が見つからず、迷走していた。レズビアン・ビアーガーデンで用心棒したり、レズビアンバーで”ゴーゴーガール”(檻の中で踊る)をやったり。レイチェルとカートはそんなサンタナを心配するが…。
その頃、毎年カサンドラが手伝っている”ニューヨーク・シティ・バレエ”のガラ公演があり、その招待客の世話役をカートが頼まれた。そしてその手伝いを、レイチェルサンタナがすることに!
ちなみにレイチェルは5歳のころからバレエを習っていて、この事に大喜び。カートも3歳の頃から習っていて、周りの親とか友達にバカにされたが、そこは自分がなじめる場所。もちろん喜んで、お手伝い。サンタナは興味なさそうだが、ドレスにつられて手伝うことに。
そして当日。手伝いのお礼に、カサンドラと共に公演を、舞台傍で見れることになり、喜ぶカートとレイチェル。だが、「サンタナはバレエに興味ないから」とレイチェルは言い、カサンドラは「嘘よ。バレエは女の子みんなの憧れよ」と言う。
すると、サンタナも素直になり、バレエを習っていた過去を話す。そして4人で「At The Ballet」を歌う。
「夢はゆっくり探せばいいよ」と、カサンドラにアドバイスを受ける。そしてサンタナは、NYADAのダンス特別レッスンに参加し、一歩前進する!!
glee シーズン4 第20話で使われた曲リスト
楽曲 | 歌い手 | 曲 | アルバム | オリジナル | |||
You’ve Lost That Lovin’ Feelin’ | サム,ライダー |
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△ | The Righteous Brothers | ||
Everybody Hurts | ライダー | △ | R.E.M. | ||||
We Will Rock You | ニュー・ディレクションズ | △ | Queen | ||||
Little Girls | スー | △ | ミュージカル『Annie』 | ||||
At The Ballet | サンタナ,カサンドラ,レイチェル,カート | △ | ミュージカル『A Chorus Line』 | ||||
The Longest Time | ニュー・ディレクションズ | △ | Billy Joel |
グリー シーズン4 第20話の感想
今回はライダーのイタズラされた過去にビックリ。で、サムとアーティーが理解しないことにもビックリ。そんなノリ?キティの過去には超ビックリだし、キティとライダーの接近にも驚いた。
それにしても、こういう犯罪って、加害者は遊び半分だろうけど、被害者のトラウマはヒドイ。本当にひどすぎる。だからか、ライダーの「Everybody Hurts」はジーンときた。
ちなみにここら辺から、キティは結構いい子になってくるんだよね。やっぱりマーリーを拒食症にしちゃったのが、キッカケだろうなぁ。
また身近な物音をバックに歌った「We Will Rock You」が斬新でかっこよくて、好き!そして今回PVは残念ながらなかったけど、「At The Ballet」も良い。バレエと融合していて、いいなー。サンタナ好きだー!!