glee シーズン4 第16話「歌って解決」のあらすじ
フィンがエマにキスしたことを、ウィルに告白して以来、ウィルの態度が一変。グリークラブみんなの分のコーヒーをフィンに買いに行かせ、更に「ポンプ2だといったのに、ポンプ3の味だ。全て返して来い」とパシリをさせる&難癖つける。
またライダーの歌を「アメフト以外にも才能ある」etcとほめちぎり、フィンにあてつけたり。その結果、フィンが壊れてしまった。そしてそんな状態なんで、グリークラブの雰囲気も最悪に。
それに業を煮やしたアーティー,ティナ,ブレインが、ウィルとフィンに「対決」。しかも歌手として対立する2人の曲をマッシュアップさせるという課題を出した。「教師2人の協力がなければ、州大会に勝てない」と、付け足して。
フィンは対決する前に、「課題よりも話し合いをしよう」とウィルに提案するが、ウィルは取り合わない。そのうえ、フィンにニュー・ディレクションズを任せたのも、教師としての素質とかでなく、レイチェルに振られ、軍を追い出され、落ち込んでいるフィンに同情したからだと告げる。
さすがに凹むフィン。そんなフィンに「歌を選んでおけ。全力で歌うから」と宣戦布告をし、立ち去る。
そしていよいよ2人の対決がスタート。ちなみにウィルとフィン以外は、中立の立場でそれぞれのチームに参加。ウィルはブレインとジェイク。フィンはライダー、アーティー、サムと一緒。曲は「Bye Bye Bye / I Want It That Way」のマッシュアップ!!
歌い終わって、ウィルの怒りも少しは晴れたようで、表情も明るい。みんなから「歌の後は握手で仲直りして」と言われ、フィンは「いいよ」と歩み寄る。が、ウィルは少し黙り、「できない」と告げる。「まだ許せない」と。
すると、「もう信頼を回復することは、できないですね。今までありがとうございました」とフィンは言って、その場を立ち去る…。
学校を去る準備をしているフィンの元に、マーリーがやってきた。今までのお礼としてサンクスカードを渡し、「本当に去るの?これからどうするの?」と尋ねると、「わからない。それをこれから暫く考える」との答え。
そんなフィンに一呼吸おいて、「正直に言っていい」と尋ねると、「もちろん」の答え。すると、「あなたはタマナシね」と突然言い出す。
さすがに面食らい、「聞きたくない」と答えるが、「シュースター先生になんて言われようと、無視すればいいんじゃない」と言い出す。だがフィンは、「シュースター先生は今の僕を作ってくれた人だ。グリークラブがあったから、今の僕がいる。だからだ」と答える。
マーリーは、「地区大会で倒れた後、この先どうなるか不安だったし、チームがバラバラになってしまった。でもそれを、あなたが1つにまとめてくれた」と言い、立ち去り際に「あなたは教師向きよ」と伝える。
この頃、他でも対立が勃発!それはユニークとライダーだ。ライダーがマーリーにキスをしたせいで、ジェイクはマーリーと話さなくなってしまった。そこでマーリーの親友として、ユニークがライダーにクレームをつけたのだ。
が、ライダーは「君には関係ない」と言い、更に「そもそもお前は男?女?」とまで。「黒人女性よ!」と怒って答えると、ユニークをジ~と見て、「女じゃない。男だ」と言う。その言葉にカチンと来たユニークは、ライダーを突き飛ばす!!
(※ユニークは心は女だが、体は男。普段は男の格好のままで、歌うときだけ女装。この時も上記の格好。ちなみに本名はウェイドで、ユニークはウェイドが憧れるキャラ。だからユニークになると自信満々になる。当ブログではユニークで統一)
ライダーはチャットで知り合ったケイティ(女性)とここ1週間、チャットで会話していた。で、ユニークとのことを相談すると、「グリークラブなんだから歌で対決してみては?」 とアドバイスされる。そこでライダーvsユニークで「The Bitch Is Back / Dress You Up」のマッシュアップを歌う!
だが、これだけでは、2人の溝は埋まらなかった。歌い終わってから、「女として認める?」とユニークに聞かれると、「No」とライダーが答えたからだ。マーリーへのキスで怒っているジェイクから「バカだな。ここは自分が自分でいられる場所なのに」と言われる。
そのことをケイティに相談すると、「私たちは友達?」と聞かれ、「Yes」と答えると、「一度も会ったことないのにって言われたらどう思う?」と。「ムカツク」とライダーが答えると、「他の人が何と言おうと、”自分たち”が友達と思っていればいいじゃない。彼のこともそうじゃないの?」と言われ、ライダーは納得する。
マーリー、ジェイクと一緒にいたユニークに会いに行き、最初はマーリーにキスのことを謝り、「アレは間違いだった。もうしない」と約束。次にジェイクに「次チャンスをくれたら、ちゃんと答えるから」と謝り、2人とも許す。
そしてユニークに、「女の子だと認めるよ」と謝る。その言葉に涙ぐむユニーク。理由を聞くと、あの2人で歌った帰り、女装したままで家に帰ろうとしたら、人気者の女の子たちに「あなたは男?女?」とからかわれ、怖い想いをしていたのだ!!
マーリーが「一緒に帰るよ」と言うと、ジェイクもライダーも頷く。すると、そこに「彼女たちのシャンプーに脱毛剤を入れておくわ」と、キティが現れて、そう言ったのだ!
「友達だっけ?」と驚くユニークに、「パックと付き合っていたら、何も言えないよ。でも外では一緒に陰口を言うけど、ここでは仲間よ」とも。そして「州大会では、みんながまとまらないと勝てないからね」と付け足す。
その言葉に「今年ティナもアーティー、ブレイン、サム。たぶんブリトニーも卒業する。だから来年からは俺たちだな」とジェイクが言い、5人の結束が固まった!!そして最後みんなで「Closer」を歌う。
さて。もう1つ対決があった。それはブレインvsスー。ニュー・デレクションズが解散した時、ブレインはチア部に入部した。が、復活してからは、一度もチア部に行ってなかった。
だが部員のままだし、(サインを偽造された)”契約書”もあるからと、チア部の州大会に出るように、スーに強制されたのだ!それに反発したブレイン。結局歌で対決することに。そこで「I Still Believe / Super Bass」で勝負!!
が、ブレインは1人なのに、スーはチア部員と一緒。更にブラックライトや紙吹雪(?)、バイクまで使ったりと、まぁ、派手な演出をし、その結果スーがブレインを圧倒し、スーの勝利!!で、ブレインはチア部員に。
ガッカリしたようにみえたブレインだが、実はサムと示し合わせた”予定通りの行動”であった。チア部に潜り、内部崩壊させ、卒業までにスーを失脚させるためだ。
さて。ここでNYにいるレイチェル。妊娠したと思っていたが、サンタナと思い切って病院へ行くと、妊娠していなかった。ホっとするレイチェル。そんな彼女に、サンタナは”ブロディは怪しい。ドラッグの売人なんじゃないか?”と、再び主張する。彼の部屋をあさったら、ポケベルと大金を見つけたからだ。だが、レイチェルはブロディのことを信じていて、聞く耳を持たない。
だが、実はブロディは怪しいことをしていた。NYADAの学費を稼ぐために、ホテルで現金をもらって、(主に)熟女とSEXする。いわゆる”男娼”をやっていたのだ。「How to Be a Heartbreaker」を歌い、それが明らかになるが、レイチェルは信じきっている。
そこでサンタナは歌いながらシャワーを浴びているブロディの荷物をあさり、ポケベル(?)をすり取る。そしてNYADAに乗り込み、ダンスレッスンをつけているブロディのもとに行き、”レイチェルから手を引くこと。今すぐ荷物をもって、部屋から出ていくように”言い、「Cold Hearted」でサンタナらしく、脅しをかける。
だが、ブロディは出て行かなかった。逆にブロディはレイチェルにSOSを出していた。そしてレイチェルとカーはサンタナを部屋から追い出すことに!サンタナはNYでのバイト先も見つかっていたので、自分の荷物とレイチェルの掛け布団、カートの枕をもって、部屋から出ていく。
が、サンタナは諦めない。なぜならレイチェルとカートは、彼女にとって”家族”だからだ。そこで今度はなんとブロディが仕事で行ったホテルの部屋で、待ち構えていた!!
「レイチェルにこのことは黙っていてほしい」とブロディは言ってきたが、「私よりも彼を説得することね」と言い、指さした方角から出てきたのは、なんとフィン!「じゃぁ、2人で話し合って」と言いの残し、サンタナは部屋を出ていく。
当然怒り心頭のフィン。「レイチェルは本当のお前を知らないだろう。別れも言わず、さっさと彼女から消えろ」と言うと、ブロディが反論。そして殴り合いのケンカに!!ブロディを殴り倒し、「未来の妻に手を出すな」と言い、椅子を蹴って、部屋から出ていく。これからどうなる?
glee シーズン4 第16話で使われた曲リスト
楽曲 | 歌い手 | 曲 | アルバム | オリジナル | |||
How to Be a Heartbreaker | ブロディ,レイチェル,(ホテルのお客) |
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△ | Marina and the Diamonds | ||
The Bitch Is Back / Dress You Up | ライダー,ユニーク,(ニュー・ディレクションズ) | △ | Elton John / Madonna |
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Cold Hearted | サンタナ | △ | Paula Abdul | ||||
Bye Bye Bye / I Want It That Way | ウィル,フィン,ブレイン,ジェイク,ライダー,アーティー,サム | △ | ‘N Sync / Backstreet Boys |
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I Still Believe / Super Bass | ブレイン,スー,チア部 | △ | Brenda K. Starr / Nicki Minaj |
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Closer | ニュー・ディレクションズ | △ | Tegan and Sara |
グリー シーズン4 第16話の感想
今回はウィルvsフィンの「Bye Bye Bye / I Want It That Way」が好き!特にウィルチーム3人のダンス。マジ、すごすぎ!!紐を使ってのダンスなんて、ビックリした。かっこよすぎだよ!またフィンが学校を去っちゃうことになろうとは…。でもまぁ、ウィルにとって、エマへのキスは裏切りだからねぇ。それに結婚式でエマに逃げられるという辛い目にあったから、許せないのは分かるなー。
そしてマーリー。フィンへの言葉は、本当に納得。地区大会で自分が倒れ、それで棄権になっちゃって、まさかの敗退。で、グリークラブ解散。そりゃー、責任を感じるよ。でもそんな中、フィンだけはマーリーを責めず、そして励まし、解散しちゃったみんなに呼びかけ、見事ニュー・ディレクションズを復活させたんだもんね。マーリーは、フィンに恩を感じてるよ。でもまぁ、今までもフィンはリーダーシップを発揮して、みんなを一つにまとめていたから、確かに教師向いてるかもなー。
またブレインvsスーの、「I Still Believe / Super Bass」が好きだし、スー。すごすぎ!よく見ると、スーは踊れてないけど、周りチア部が華麗に踊っているから、絵的に満足だし、あの紙吹雪とか、演出すごい。また早口言葉とか”さすが女優!”って思う。いやはや、楽しすぎる~。
そしてブロディの「How to Be a Heartbreaker」の演出にも、彼の正体にも、結構ビックリ。で、ブロディを信じているレイチェルの歌声がちょっと切ない。これからいったいどうなるか?楽しみだ!
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