glee シーズン3 第22話 「卒業」(Goodbye)のあらすじと曲リスト
glee シーズン3 第22話 「卒業」のあらすじ
もうすぐ卒業!ウィルが部室を除くと、初期メンバー(カート,レイチェル,アーティー,ティナ,メルセデス)が最初に歌った「Sit Down, You’re Rocking The Boat 」を歌っていた。
歌い終わると、みんなで「ダサイ」と笑っていた。まぁ、実際ダサイ(笑)。そしてそんな底辺から、とうとう全国優勝まで、ニュー・ディレクションズはのし上がったのだ!
ウィルは、今週の課題を「GoodBye」にする。卒業生は下級生に、下級生は卒業生に贈る歌だ。まず手本として、ウィルが「Forever Young」を歌う 。
カートは父バートに学校の講堂へ呼び出された。カートは7歳まではまぁ、普通の子だったが、8歳の頃から今みたいになっていった。男らしいバートには、カートが理解不能。特に母が亡くなってからは、お手上げ状態だった。だが、カートがこの曲を踊っているところをバートに見られた事をキッカケに、カートはゲイをカミングアウトし、そこから親子の関係が修復されていった。
その思い出の曲「Single Ladies (Put A Ring On It)」を、なんとあのバートが踊ってくれたのだ!!しかもあの時と同じようにブリトニーとティナも一緒だ(笑)。もちろんカートはこのプレゼントに大喜びだ。
そしてカートは、ブレインと避けていた話題、”遠距離恋愛”になることを話し合い、「遠距離恋愛は難しいけど、僕らなら乗り越えらえる」と伝える。
その後にカートは、ニュー・ディレクションズのみんな。特に男子メンバーに感謝を述べた。彼らはゲイのカートを、”普通の男”と接してくれたからだ。「音楽室ではゲイもストレートも関係なかった」と。そして「I’ll Remember」を贈る。
卒業生(フィン,レイチェル,メルセデス,クイン,サンタナ,カート,マイク,パック)から、「You Get What You Give」を贈る。尚、ブリトニーは留年なので不参加。
下級生(アーティー,ティナ,ブレイン,ジョー,ローリー,シュガー,サム)からは、「In My Life」が贈られる。
だが下級生が歌っている時にパックが一人元気ない。もうすぐ卒業がかかった地理の再追試で、ビーストが教えてくれているのだが、なかなか覚えられず、合格できる自信がないからだ。そしてそんなパックにクインは気がつき、手を差し伸べる。なにせ2人にはベスという子供までいる特別な関係だからだ。
クインもパックに地理を教えるが、なかなか覚えらない。苛立つパックに、クインは「あの頃の自分を思い出して」と、キスをしようとする。クインが処女を捧げたあの頃のパックは、自信に満ち溢れていたからだ。
「妊娠させて、すまなかった」と謝るパックに、「後悔していない」とクインは答え、2人はキスをする。そのキスでパックは自信をすっかり取り戻し(笑)、チリの再追試を受ける。すると、なんと結果はCマイナス!これで卒業できる!!
パックはすぐさま卒業式のガウンを着て、ニュー・ディレクションズのみんなと合流し、フィンと「Glory Days」を歌いながら、卒業証書を貰う!これで高校卒業だ!!
さて。レイチェルは卒業後にフィンと結婚し、一緒にNYへ行く予定だ。レイチェルとカートはNYADAへ、フィンはアクターズ・スタジオ(俳優の学校)へ進学希望。NYADAとアクターズ・スタジオからの合否結果の通知がとうとう発送され、3人で一緒に開ける約束する。
そしていよいよ通知が届いた。3人は音楽室に集まり、最初にフィンが確認すると、「不合格」。そして次のカートもまさかの「不合格」。最後のレイチェルはなんと「合格」!その結果に戸惑う3人…。
レイチェルは今までブロードウェイという夢。その夢だけを一心に追ってきた。しかし今は違う。フィンと一緒じゃないと嫌だし、カートがいないのも寂しい。そこで悩んだあげく、NYADA入学を1年伸ばしてオハイオ州に留まり、2人が合格するように手助けすることに決める。ただ当初の予定通りに結婚式はあげることに。
そして迎えた結婚式当日。レイチェルを迎えに来たフィンは、緊張している面持ち。そして式場へ到着!…と思いきや、なんとそこは駅!
フィンはレイチェルに「このまま列車でNYへ行くべきだ。君の足かせにはなりたくない」と告げる。泣き出し、嫌がるレイチェル。「僕だって辛い。でも君の才能に確信しているから、このままNYへ行くべきだ」と。
そしてフィンは軍隊へ行くことに決めたことを告げる。フィンの父は、火の中から仲間を救いだした英雄だ。だが、薬のせいで除隊処分になっていた。だからフィンは父の名誉をどうしても挽回したくて、軍隊に入隊することを決めたのだ!
これはフィンにとっても、辛い決断。お互い愛し合っているから、離れたくない。でもレイチェルのの夢を邪魔したくないし、フィンも軍へ入隊する。だから今は離れるのがお互いにとって、最善なはず。だから、だ。
レイチェルはフィンの気持ちを受け入れ、「Roots Before Branches」を歌いながら、駅でニュー・ディレクションズのみんなとフィンに見送られながら、電車に乗り込み、1人NYへ旅立つ。
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ここで他の卒業メンバー。メルセデスはサムがネットに投稿した動画がプロデューサーの目にとまり、なんとCDの契約となった!卒業後はロスへ行く予定だ。
またマイクは、シカゴのバレエ団から奨学金まで貰えることに!!
着実に自分の夢に向かっている2人にサンタナは祝福するが、内心面白くない。サンタナはルイビア大のチア部に合格していて、奨学金も貰えることになっている。だが、恋人のブリトニーは留年だし、メルセデスと同じように”才能”があるのに、サンタナ1人だけがケンタッキー州というのも納得できない。
”大学へ進学せず、NYへ行きたい”。
そう思うようになり、母に相談すると、「大学に進学してほしい。その為に、貯金もしたのよ」と大金を渡される。「だけど、このお金でNYへ行っても良いわ。あなたの才能を信じている。自分で選びなさい。それが大人の一歩よ」とも。果たして、サンタナはどうする?
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glee シーズン3 第22話(最終話)で使われた曲リスト
楽曲 | 歌い手 | 曲 | アルバム | オリジナル | |||
Sit Down, You’re Rocking The Boat | カート,レイチェル,アーティー,ティナ,メルセデス | - |
|
|
× | ミュージカル『Guys and Dolls』 | |
Forever Young | ウィル | ○ | Rod Stewart | ||||
Single Ladies (Put A Ring On It) | - | - | × | Beyonce | |||
I’ll Remember | カート | ○ | Madonna | ||||
You Get What You Give | ニュー・デレクションズ卒業メンバー(フィン,レイチェル,メルセデス,クイン,サンタナ,カート,マイク,パック) | ○ | New Radicals | ||||
In My Life | 下級生メンバー(アーティー,ティナ,ブレイン,ジョー,ローリー,シュガー,サム) | △ | The Beatles | ||||
Glory Days | パック,フィン | ○ | Bruce Springsteen | ||||
Roots Before Branches | レイチェル,フィン | ○ | Room For Two |
グリー シーズン3 第22話の感想
今回はなんといっても、フィンの決断に驚いた!まさかレイチェルの為に別れて、NYへ旅立たせ、更に軍隊へ入隊とは!!”結婚する!”と言っていた頃とは全く違う選択。でも相手のことを想い、そして自分で悩んで出した結論。こういうのって、本当に難しいわ~。
そしてカートも、まさかの不合格!私としては、歌詞を忘れる大失敗をしたレイチェルが合格で、オーディションで高評価だったカートが不合格なのは、なんか変!でもまぁ、シーズン4でカートが不合格だった理由がわかるんだけどね。しかも納得できちゃう理由がね。σ(´┰`=)
さて、今回のgleeシーズン3は、”夢と現実”というテーマもあった。マイクは父の猛反対を押し切って、ダンススクールへ進学することを決めたし、メルセデスもCDデビューの夢はあるけど、実現方法がわからず悩んでいたし。サンタナは今も模索中だし。カートだって、不合格だからどうなるか。
そしてシーズン4は、レイチェルが過ごすNYとマッキンリー高校のニュー・デレクションズと2つに分かれます。ニュー・デレクションズには新メンバーが加わって、一気に雰囲気変わるよ。高校生らしい恋の3角関係もあるよ( ´艸`)
またNYでは、レイチェルは環境がガラリと変わるし、フィンともいろいろと。これがまた先が読めない展開で面白い!私はレイチェルいじめるダンス講師カサンドラが好き。やっぱりレイチェルはレイチェルのまま、ムカつくままだからね(笑)さぁ、そんな新展開が繰り広げられるシーズン4も一緒に楽しみましょーo(^∀^)o タノシイ♪!
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