glee シーズン3 第2話「運命のオーディション」(I Am Unicorn)のあらすじ
カートとレイチェルは、高校卒業後の進路としてNYADAを目指すことに!
だが、NYADAは人気が高い。そこで願書にアピールできるように、カートは学年委員長に立候補することに。
選挙活動用のポスター作成を、ブリトニーが手伝ってくれることになった。
しかし彼女の提案は全面ピンク色で、カートをユニコーンに見立てていて(特別な存在ということ)、”ゲイ”を前面に押し出しているような感じ。
カートは白黒基調としたモダンなポスターをイメージしていたので、ブリトニー作のポスターには不満。
しかもそのポスターを、勝手にブリトニーが廊下に貼っていたことで、つい口論となってしまう。
ブリトニーはショックを受け、サンタナに慰められる。
今年こそ全国大会優勝を目指すニュー・ディレクションズ!
昨年ボーカル・アドレナリンは2位と全国優勝を逃したことで、コーチのグルーズビーは解雇され、コーチ探しに難航している。
だから、ニュー・ディレクションズにも優勝するチャンスはある。
今年はウィル指導で、ダンスレッスンを強化することに!
メンバーはダンスが苦手なフィン、パック、カート、メルセデス。講師補佐はマイク。
そこに、みんなと仲良くなりたいからと、ダルトン高校から転入してきたブレインも参加することに。
ウィルはダンスレッスンに集中するから、今度開催する『ウエスト・サイド物語』のショーの監督はできず。
ショーの監督は、エマとビースト。そしてウィル推薦でアーティーになった。
そして早速、3人が審査員となって、ショーのオーディションを開催する!
その頃、ウィルのもとへ驚く人が現れる。それはコークラン!なんと非常勤講師となって、戻ってきたのだ。
彼女を雇ったのは、金持ちのモッタ氏。
娘のシュガーはニュー・ディレクションズの入部を断られるほど、オンチ。
だが娘の才能を信じているモッタ氏は、多額の寄付と引き換えに、シュガー用のグリークラブを創設させ、そのコーチとして雇ったのだった。
ちなみにコークランはレイチェルの実母であり、クインとパックの子供・ベスの養母。
コークランがレイチェルに会いに行くと、「ウエスト・サイド物語」の主役であるマリアのオーディションの練習をしていた。
レイチェルはコークランに会ったことで動揺するが、それでも「Somewhere」を歌うことをアドバイスされる。
オーディションでも、この歌を見事に歌いきるレイチェル。アーティーたちからも拍手喝采!
だが同じく主役に立候補しているメルセデスを見てから、主役は決めることに。
そしてカートも主役のトニーを希望し、「I’m The Greatest Star」を見事に歌う!
パフォーマンスは上手い!しかしトニーは元不良グループのリーダー。
カートでは、声も、姿も、女すぎて、どうしても向いてない。
そんなアーティーたちの評価を盗み聞きしたカートは、レイチェルに手伝ってもらって、ロミオとジュリエットの演技を2人ですることに!
これは”男らしい役ができる”というカートのアピール。
しかし無理して男らしく歌うカートに、アーティーやビーストはつい笑ってしまう。終いには、キス寸前でレイチェルまで!
ショックを受けて、カートは立ち去ってしまう。
父・ビーストの車の修理工場へやってきたカート。バートに既存の作品では、「自分にあう役がない」と愚痴をこぼす。
「お前は見るからにゲイだ。でもそれがお前だし、今までの映画や舞台に自分に合う役がないなら、自分で作ればいい」とバートは励ます。
「ユニコーンは、もう嫌だ」とカートは反論するが、「角のないユニコーンは、ただの馬だ」と諭す。
カートは自分らしさに気が付いて、ブリトニーが作ってくれたポスターを学校に貼り、ブリトニーにも謝って、再度ポスター作りの手伝いをお願する。
だが、ブリトニーは謝罪は受け入れてくれたが、ポスター手作りはできないとの返事。
なんとブリトニーも学年委員長に立候補していたのだ!ブリトニー曰「私もユニコーンだから」。
さて。最初はトニー役を希望していたブレイン。
だが恋人のカートがトニー役を狙っていることから、「僕は3年生だし、最上級生がトニー役をやるべきだ」と遠慮して、ベルナルド役にすることに。
オーディションで、「Something’s Coming 」を熱唱するブレイン。
このパフォーマンスに、アーティーたち3人とも拍手喝采!
ブレインは声も姿も男らしくて、トニー役にぴったりだ。
しかしブレインはカートと約束通りにベルナルド役を希望。
アーティーたちから「トニー役はどう?」と薦められても、戸惑いながら遠慮する。
そしてそんなブレインの姿を、カートは寂しそうに遠くから見つめる…。
ここで今回コークランが戻ったのは、クインとパックにベスに関わってもらうため。
自分がレイチェルと関われなかったことを後悔したから、同じ思いをしてほしくないのだ。
だが、クインはすっかり不良になってしまっていた↓。
「ちゃんとした人になるまでは、ベスに会わせられない。会いたかったら、立ち直りなさい」とクインを諭す。
コークランの家に、パックがいきなり押しかける。
「いきなり来るのは、迷惑よ」とコークランは言うが、ちょうどベスが起きたので、パックとベス。親子のご対面!
ベスは、クイン似の可愛い女の子に成長していた。
パックは再度クインを説得するが、相変わらずのクイン。
だがコークランに再度説得されて、さらにパックとベスの写真を見せてもらい、涙ぐむ。
その後、ダンスレッスンをしているウィルたちのもとへ現れたクインは、以前のクイン!
「体がなまっているから」とダンスレッスンにも、加わる。
「戻ったんだな」と喜ぶパックに、「決めたの。何があろうと、ベスの親権を取り戻す」と、クインは宣言する!!
glee シーズン3 第2話で使われた曲リスト
楽曲 | 歌い手 | アルバム | オリジナル | ||
---|---|---|---|---|---|
Somewhere | レイチェル,コークラン | ミュージカル『West Side Story』 | |||
I’m The Greatest Star | カート | ミュージカル『Funny Girl』 | |||
Something’s Coming | ブレイン | ミュージカル『West Side Story』 |
グリー シーズン3 第2話の感想
今回突き刺さったのは、コークランの言葉。
「あなたは母親じゃない。私が母親よ!」とクインが反論したときに、「違う。母親は子供の為に、自分を犠牲にできる人」の言葉に。
たしかにそう。子供にしてみれば、産んでくれた母親よりも、育ててくれた人。いつも傍にいてくれる人。それが母親なんですよね。
そして”子供と一緒にいる”ってことは、自分を犠牲にしないといけないことは、いっぱいあります
(※6歳の子供を育てているから、実感です)。
ようやく”ベスの為に”と、壁を乗り越えたクイン。相変わらずの、すごい変身です(笑)。
やっぱりクインは、清楚なお嬢様スタイルがよく似合う。
でも、これからベスの親権を取り戻すって!?どうなる?
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