glee シーズン2 第3話「ホット・チーズサンドに願いを!」のあらすじ
ある日、フィンがホット・チーズサンドを食べようと作ったら、焦げ目にジーザス(神)の顔が見えた。
その”チーザス”様に、アメフト部が勝てるように祈ると、なんと試合で勝利。フィンの願いが叶ったのだ!
これですっかり神への信仰に目覚めたフィンは、”神をたたえる歌”をグリークラブの今週の課題にするように提案する。
しかし神を信じないカートに反対される。
カートは、”ゲイ”というイバラの道を進む運命を背負わされたから、神を信じていないのだ。
そこでユダヤ教らしい歌ということで、パックが「Only the Good Die Young」をノリノリで歌う。
そんな時にカートの父・バートが倒れ、意識不明の重体に!
しかも脳への酸素不足が起きてしまい、仮に目覚めても障害が残るかもしれないという超危ない状態!!
バートしか家族のいないカートは、落ち込む (※カートの母は、カートが小さいころに他界)。
そんなカートを慰めようと、メルセデスはクインとティナと「I Look to You」を歌う。
レイチェルもフィンと一緒に公園で、バートの回復を願って祈り、「Papa, Can You Hear Me?」を歌う。
グリークラブのみんなは、バートの病室でも祈り歌っていたが、信仰をもたないカートは嫌がって、みんなを部屋から追い出してしまう。
更には、同じく信仰をもたないスーにそそのかされて、信仰の歌を禁止することを校長に訴える。
倒れてから数日経過しても、バートの容体は変わらない。危険なままだ。
母の葬儀で辛いとき、バートはカートの手を握ってくれた。
そこでバートへの想いを込めて、カートは「I Want to Hold Your Hand」を歌う。
友達を頑なに遠ざけているカートを、みんなは心配していた。
メルセデスは週末に教会へ来るように誘い、そこでバートの回復を祈り、”辛いときは傍にいる”という歌詞の「Bridge over Troubled Water」を歌う。
カートは、友達を遠ざけることをやめることに。
その日の午後、カートは病室でバートの手を握り、話しかけていた。
ママが死んでからも、恒例の金曜日の夕食会をバートは続けていたのに嫌がってしまったこと。そして素直になれなかったこと。
いろいろな後悔を語っていたとき、バートの指がわずかに動いた!!
一方、”チーザス”様に祈るようになっていたフィン。レイチェルの胸を触れるように祈ると、その願いも叶った。
そこで次にクオーターバックに戻れるように祈る。
試合中にコーチの指示通りに進めようとするクオーターバックのサムをそそのかし、フィンは指示とは違うことをさせると、サムがケガをしてしまった!
そしてそれが原因で、サムはクオーターバックを下ろされて、無事にフィンが返り咲く!
願いが叶い、更に試合にも勝ったが、フィンは複雑だ。
エマに相談すると、”チーザス”様は神ではない。願いがかなったのも全て偶然だと諭される。
フィンは信仰を失い、「Losing My Religion」を歌う。(”チーザス”様も後に食べる)
その頃、カートと同じように、頑なに信仰を嫌っているのはスー。
これはスーが慕っている姉ジーンのことが原因。
スーにとってジーンは完璧な存在なのに、ダウン症ということで、周りから苛められていたのだ。
子供の頃、スーはジーンの病気が治るように一生懸命祈ったが、変わらなった。だから神を信じられないのだ。
だがジーンは神を信じていて、スーのために祈りもしてくれた。
そして最後に、生徒達が望んだ信仰の歌「One of Us」を歌っていると、講堂にスーが現れた。
「(このことで)僕を教育員会に訴えるか?」とウィルが問うと、スーの答えは「No」だった。
gleeシーズン2 第3話で使用された曲
楽曲 | 歌い手 | アルバム | オリジナル | ||
---|---|---|---|---|---|
Only the Good Die Young | パック,ニュー・ディレクションズ | ビリー・ジョエル | |||
I Look to You | メルセデス,クイン,ティナ | ホイットニー・ヒューストン & R.ケリー | |||
Papa, Can You Hear Me? | レイチェル | Barbra Streisand | |||
I Want to Hold Your Hand | カート | 映画「Across the Universe」 | |||
Losing My Religion | フィン | R.E.M. | |||
Bridge over Troubled Water | メルセデス,聖歌隊 | アレサ・フランクリン | |||
One of Us | ニュー・ディレクションズ | Joan Osborne |
グリー シーズン2 第3話の感想
今回はカートの「I Want to Hold Your Hand」にウルっときました。
最初に見た時もジーンときたけど、何度見ても、涙を誘さわれます。
カートは父子家庭だし、バートはとても大切な存在。
そのバートがいきなり倒れ、死んでしまうかもしれない危険な状態。
重すぎる現実で、カートはバートの回復を願うしかない。
そんなカートの想いが込められた、この歌が大好きです!
それに歌のPVも好き。バートと子供時代のカートが出てきて、その子供がカートに似ているし、ママゴトなんてカートっぽくて好き( *´艸`)
ここで日本では”神への信仰”ってそんなに深く考えないけど、アメリカでは影響が大きい。
信仰には自由があり、どの宗教を信仰してもよいし、信仰しなくてもよい。
でも、やっぱりどこか生活に根付いているんだよね。
シーズン1でクインが妊娠したときも、キリスト教は”堕胎”を禁止しているから、クインは赤ちゃんを産んでいたしね。
日本でも困っているときは”神頼み”をするし、神社や寺に参拝もする。でもアメリカの信仰よりも、かるい。
信仰深いクイン、メルセデスは、今回頑ななカートに困っていた。
でもゲイは教会では受け入れられないし、そんなイバラの道を歩む人生を怨む気持ちは、なんとなくわかる。本当に難しい。
メルセデスの「I Look to You」も、聖歌隊と歌った「Bridge over Troubled Water」も、レイチェルの「Papa, Can You Hear Me?」も素敵だった。
祈ることや、願うこと、そして友達を勇気づけること。大切だよね。
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