glee シーズン5 第17話 「いざ、夢の舞台へ」のあらすじ
いよいよ明日には、レイチェル主演の『ファニー・ガール』が始まる!
レイチェルは今まで経験したことないほどのプレッシャーに押しつぶされそうになっていて、初日の前夜には、なぜかダサい格好の高校生に戻って「Lovefool 」を歌うが、ベッキーに”帰れ”などのヤジを受け、最後ブーイングを受けるという謎の夢を見るほど。
カートに不安をぶつけるレイチェル。これはファニー・ガールの”プレビュー公演”を観た批評家から、高評価を受けてはいるが、”悪評”もかかれたことが原因だ。特にヒドイのが、個人ブロガー。彼らは好き勝手にブログで悪評を書きまくっていたのだ。そこでカートから、初日の舞台が終わるまで、”ネット禁止令”を受ける。
明日のレイチェル初公演を観に、ティナがレイチェル達の部屋へやってきた!
が、ティナは空気が読めず、レイチェルに堂々と「レビューを読んだわ。すごい、成功間違いなしだって!でも中には”音が外れている”と言ってたり、あなたのことを”トロール”なんていってる人もいる。ひどすぎる!」と、爆弾を落としてくれた。ブレイン達の必死な”無言な説得”に気づかずに
レイチェルは「気にしないわ。大事なのは、仲間の評価」と答えるが、不安なまま。先に寝るために、自分の部屋へ戻ってしまう。ちなみにティナはみんなに怒られるが、気にしていない。
夜中。レイチェルの部屋から、何かの声が。カートが慌てて駆け付けると、なんと”禁止”されていたプレビュー公演の評価を新聞で読んだり、ネットで読んでいたのだ!特にブロガーなんかは酷く、「ホビット穴に帰れ!」など、まぁ、散々。さすがのレイチェルもすっかり自信をなくし、舞台に立てないと言い出す!
レイチェルのピンチに、カートがブレインたち仲間を呼び出す。普段は人を押しのけてでも舞台に立つのに、今では部屋に引きこもりっぱなしだ。みんなで説得するが、結局ダメだった。そこでカートは、最終兵器としてサンタナを呼び出す。
サンタナはサンタナらしく、遠慮なくレイチェルの部屋に行く。そして「ファニー・ガールの評価を呼んであげる」と言って、「動きが変」とか、まぁ、さんざん悪評を聞かせる。
落ち込むレイチェルだが、サンタナのレビューはなんと1964年の記事。そう、レイチェルが崇拝するバーブラが演じ、喝さいを浴びた”バーブラ”のファニー・ガールのレビューだったのだ!!
レイチェルは自信を取り戻す。そんなレイチェルに「9割はあんたのことが嫌いだけど、ステージで満足させて」と、サンタナらしくエールを送る。
そしていよいよ始まったレイチェル主演の「ファニー・ガール」。「I’m The Greatest Star」でスタート!!
第一幕も無事に終わり、観客の反応は上々。楽屋に激励しに行ったカートたちの前で、レイチェルは支配人から「よかったよ」と誉め言葉をもらう。だが、ここはブロードウェイ。初演が終わり、翌朝の新聞にレビューが乗るが、そのレビュー次第ではロングラン公演にも、1日だけの公演にもなってしまう。そんなシビアの世界だ。
プレッシャーを感じつつも、レイチェルは次のステージに立つ。そして最後。歌っているとついフィンを思い出してしまうという「Who Are You Now?」を歌いきる!!
公演が終わり、支配人から労いの言葉が。翌朝のレビューまで気は落ち着かないが、とにかく”今日は祝おう”と、カート推薦のゲイバーにみんなと行くことに!
ゲイバーに行くと、店員がレイチェルを知っていて、リクエストを受け、「Pumpin Blood」を歌い、みんなではしゃぐ!!
そして翌朝。不安に思いながらも朝一で新聞を買い、恐る恐るファニー・ガールのレビューを読む。すると、なんとニューヨークタイムズでレイチェルの才能をべた褒め!”筆者はもう一度見たい””ロングラン公演になるだろう”etc。これにはレイチェルもみんなも大喜び!!
一方、オハイオ。グリークラブがなくなり、元気がないウィル。それでもレイチェルを観に、NYへ行くことに。だが、もうすぐ妻エマは出産だし、ビーストは飛行機の座席が1席では足りないので、一緒に観に行く相手がいない。すると、なんとスーが一緒に行くと言い出した!
スーはTV番組でNYを”ネズミが多い”とか、まぁ、散々悪く言ったことで、視聴者から多くのクレームが来てしまった。しかも実はNYへ行ったことがない。そこで実際に行って確かめる為に、ウィルの余っている航空券を狙って声をかけてきたのだ。
ウィルは”航空券代を払うこと”と”レイチェルのショーを一緒に観る”の2つの約束をさせる。そして「NYC 」を歌いながら、いざ2人でNYへ!
そしてスーは、(初公演を控える)レイチェル達の部屋へ行き、そこに泊まることを宣言!なんとホテルへ行くと、ウィルが間違ってダブルベッドの部屋を用意していたのだ。もちろんレイチェル達に嫌がられるが、まぁ、そこは気にしないスーだ。
更には、ウィルとレイチェルのファニー・ガールを観に行くと、劇場の前で「行きたくない」と駄々をこね始める。更には「チケットどう?」と、チケットを売り始める始末。まぁ、同じようにチケットを売ろうとしている男性と目が合い、スーは吸い込まれるように劇場内へ行ったが。
だが、やはり退屈。スーは最初の「I’m The Greatest Star」の途中で、席を立ってしまう。そして同じく席を立った男性に、劇場で声をかけられる。彼の名はマリオで、先ほど劇場前でチケットを売ろうとしていた男性だった。
スーとマリオは、”ショーが退屈”ということで、意気投合。マリオが経営するレストランに、2人で出掛ける。そこで2人は更に惹かれあう。マリオに「さっきのショーで、スーが主演だったらよかったのに」と言われるほど。そして2人はレイチェル達の部屋でSEXをしまくる。
翌朝レイチェル達に見つかり、当然のごとく嫌がられる。ただでさえ嫌われているのに、ベッドやソファーをそんなふうに無断で使われ、嫌がられないわけない。
レイチェルから「私は仲間に助けられ、ショーをやり切った。でもあなたには、支えてくれる人は金輪際いない!」と罵られ、マリオと共に部屋を出る。
お互い惹かれあっている2人だが、マリオはNY。スーには赤ちゃんもいるし、オハイオから離れられない。スーはマリオに未練を持ちながら、オハイオに戻る。ただそのことがキッカケで”NYが大好き”になっていたが。
ちなみにウィルはレイチェルのショーを観れなかった。始まる前にレイチェルの楽屋を訪れて、励ましていると、エマから電話があり、陣痛が始まったと言われたからだ。そしてオハイオまでとんぼ返り!おかげでエマの出産に間に合い、母子ともどもに元気だった!ちなみにあかちゃんは男の子。
glee シーズン5 第17話で使われた曲リスト
楽曲 | 歌い手 | 曲 | アルバム | オリジナル | ||
Lovefool | レイチェル,(ブレイン,ティナ,カート,サンタナ,サム) |
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○ | The Cardigans | ||
NYC | ウィル,スー | ○ | ミュージカル『Annie』 | |||
I’m The Greatest Star | レイチェル | ○ | ミュージカル『Funny Girl』 | |||
Who Are You Now | レイチェル,スー | ○ | ミュージカル『Funny Girl』 |
|
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Pumpin Blood | レイチェル,(サンタナ,メルセデス) | ○ | NONONO |
グリー シーズン5 第17話の感想
今回レイチェルの「I’m The Greatest Star」は楽しくて、レイチェルらしくて、結構好き。
それにしてもあの自信満々レイチェルが恐れをなすなんて、ビックリ。普段はそれこそ自分がステージに立つためなら、人に毒を飲ませることも構わないタイプなのに。でもそれくらい、シビアな世界なんだろうなー。
それに今はネットで、好き勝手に評価をかけちゃう。日本でも同じだけど、そういう意見って、結構”嫉妬”を含んでいることもあるとは思う。”成功していて羨ましい”だから、つい悪く書いちゃったり。まぁ、もちろん純粋に”人の好み”もあるけどね。
また”ファニー・ガール”は、バーブラ演じる”ファニー”が主人公。ファニーは、舞台で失敗ばかり。でもそれで人気が出て、人気スターになっていく。しかし私生活では、男に恋をして結婚したが、その男がダメ男。終いには投獄までされてしまう。そして最後、ファニーは”愛する”からこそ別れることを選ぶというストーリー。
だから、今回スーがマリオと恋をし、でもそれぞれの生活があって”別れる”というのは、ファニーとシンクロさせているのかなぁ?と勝手に思っちゃった。それにしてもマリオ。スーと同じような性格とは、恐れ入った。最強怖いコンビです。
そして久々のサンタナ登場!!いや~、第13話でブリトニーとレスボス島へ行っちゃって以来だから、久々すぎでしょう。でもやっぱりカッコイイ!レイチェルへのあの”毒舌”。サンタナじゃなきゃぁ、できないよ!見ていると、なんかスカッとするんだよねー。まぁ、実際は傍にいたら、嫌だけど(笑)
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