glee シーズン3 第14話 「それぞれの転機」(On My Way)のあらすじ
レイチェルとカートがコーヒーショップで、雑誌のウェンディングドレスを見ていると、セバスチャンが声をかけてきた。
ブレインを失明させかけた意地悪な人で、州大会でライバルのウォブラーズのエースだ。
「州大会に2人が出たら、フィンの(合成された)裸の写真をネットにばらまく」と脅迫してきた!
このことにみんなは怒りまくり。特にフィンは「ぶん殴る!」と騒ぎ、ウィルが学校を通じて抗議しているからとなだめる。
しかしダルトン高校は、ブレインが失明しかけても何もしなかった学校。諦めモードではあるが。
そんな中、レイチェルは婚約者のフィンの裸の写真がばらまかれようが気にせず、州大会に出場すると宣言!
自分の夢である”NYADA入学”が懸かっているからだ。そんなレイチェルにフィンは失望して、部室を出ていく。
ブレインに講堂へ呼び出されたカート。ブレインも当然セバスチャンに怒っているが、「気にしてもしょうがない。州大会のことだけ考えよう」と。
そしてこの曲はどう?と「Cough Syrup」を歌う。
一方ここで、隠れゲイのカロフスキー。いつも通り部室へ行くと、ロッカーに「ゲイ」の落書きが!
更にみんなから「ゲイ」とからかわれ、部室を飛び出す。
この発端は、バレンタインの日にカートと一緒にいるところを、学校の友達に見られてしまったから。
失意のまま家に帰り、パソコンを見るとSNS上でも”ゲイ”であることがばらされ、酷いイジメの言葉が!
あまりのショックに泣き崩れ、そしてカロフスキーは首を吊ってしまう…。
カロフスキーのこの報告を受けて、校長のもとに、ウィル、エマ、ビースト、スーが集まる。
父親がすぐに発見し、幸いにもカロフスキーの命は助かった。
カロフスキーは別の学校の生徒ではあるが、元生徒で、この学校にも友達がたくさんいる。だからこの事を生徒にどう伝えるか?が、議題だ。
この一件はすぐに、学校中に広がった。神様隊のみんな(メルセデス,ジョー,サム,クイン)は、カロフスキーのために祈る。
するとそこに無新論者のカートが現れ、「自分のせいだ」と涙ながらに打ち明ける。
実はカロフスキーからデートに誘わても断っていたし、何度か電話が来たが、全て無視していたからだ。「あの時にちゃんと話を聞いていれば…」と悔やむカート。
ウィルは、ニュー・ディレクションズのみんなを集める。
ウィルは高校3年生の時にテストでカンニングしたことが先生に見つかり、両親が呼び出されたことで、発作的に飛び降りようとしたという過去を話す。
「辛いことはあるけど、生きていればいいことはある。辛い時は成功している自分を想像すればいい」と、みんなに伝える。
今回の一件で、レイチェルは”州大会を辞退しよう”と考えるが、逆にフィンは、”ネットに裸の合成写真をばらまかれても構わないから、レイチェルに出場して欲しい”、と思うように。
そしてレイチェル達は脅しに屈せず、出場することに!
セバスチャンに、カフェに呼び出されたサンタナ達。「脅しには屈しない」とサンタナが宣言すると、「もうやめた」の返事。
戸惑うみんなに、セバスチャンはブレインにジュースの件を謝罪し、フィンの写真は破棄した、とも。
このセバスチャンの豹変にみんなは驚くが、実は今回のカロフスキーの一件で、セバスチャンもショックを受けていたのだ。
セバスチャンはカロフスキーと知り合いで、ジョークで、いつも毒舌をはいていた。
だが今回のことで、反省したのだ。そして「州大会はカロフスキーに捧げる歌にした」と。
そしていよいよ始まった州大会!最初はウォブラーズ。”何があっても立ち上がれ!”という歌詞の「Stand」を歌う。
カロフスキーのための募金の呼び掛けをし、次に「Glad You Came」を歌う。
次にザ・ゴールデン・ゴブレッツ高。「She Walks in Beauty」を歌う。
さて、いよいよ次はニュー・ディレクションズ。
その前にレイチェルとフィンから爆弾発言が。「大会の後に結婚式をあげるから、賛成でも反対でも、みんなに来て欲しい」。
カロフスキーの一件で、人生は短いと改めて思ったから、結婚式を早めたのだ。
そしてそんな中、パフォーマンスがスタート。最初は「Fly / I Believe I Can Fly」を歌う。
次にトラブルトーンズが「What Doesn’t Kill You (Stronger) 」を歌う。
最後はレイチェルがメインで、「Here’s to Us」を歌う。
いよいよ結果発表。優勝はニュー・ディレクションズ!これで全国大会へ出場だ!!喜ぶニュー・ディレクションズのみんな。
その後、カートはカロフスキーが入院している病院へいって見舞う。
カロフスキーは72時間の経過観察も終わり、明日、無事に退院できることになっていた。
カートは電話に出なかったことを謝罪し、カロフスキーは過去にカートをいじめていたことを改めて謝罪。
「何ヶ月もカートをいじめていたのに、自分は1週間ももたなかった。
親友は口を聞いてくれなくなったし、母親は(ゲイのことを)病気だと言うし、もう学校にも戻れない…」と涙ながらに語るカロフスキーに、「転校という手もあるよ」とカートは励ます。
「ゲイであることは辛い道だけど、いつか自分を認めてくれる人も現れるし、自分を受け入れない人は放っておけば良い」と、カートはアドバイス。
そしてウィルのアドバイス通りに、明るい未来を2人で想像し、カロフスキーは少し元気をとりもどす。
その後、レイチェルとフィンが結婚式をあげる教会に、ニュー・ディレクションズのみんなが集まる。
ちなみにフィン&レイチェルは結婚にノリノリだが、2人の両親は結婚に反対。でもむやみに反対すれば、駆け落ちしかねないと悩んでいた。
そして準備を整えたレイチェルとフィンとみんなは、クインの到着待つ。
クインは結婚に反対していたが、州大会でフィンに向けて「Here’s to Us」を歌っているレイチェルの姿を見て、考えを変えて、結婚式に出席することにしたのだ。
クインが焦りながら、結婚式会場に向かっている途中のこと。携帯電話でメールしながらよそ見運転をしていたクインの車に、別の車が突っ込んでくる!
最後に子供を欲しがっていたスー。なんと人工授精で、無事に妊娠!!
ニュー・ディレクションズの州大会も見に行ていた。しかも今まで敵対していたくせに、「ニュー・ディレクションズを応援する」とまで!
「全てはホルモンのせいだ」と言うが、果たしてスーの本心は?
glee シーズン3 第14話で使われた曲リスト
楽曲 | 歌い手 | アルバム | オリジナル | ||
---|---|---|---|---|---|
Cough Syrup | ブレイン |
|
|
Young The Giant | |
Stand | ウォブラーズ | Lenny Kravitz | |||
Glad You Came | ウォブラーズ | The Wanted | |||
She Walks in Beauty | ザ・ゴールデン・ゴブレッツ | シセル(ヴォーカル) & ニコラス・ドッド | |||
Fly / I Believe I Can Fly | ニュー・ディレクションズ | Nicki Minaj & リアーナ / R. Kelly |
|
||
What Doesn’t Kill You (Stronger) | トラブルトーンズ | Kelly Clarkson | |||
Here’s to Us | ニュー・ディレクションズ | Halestorm |
グリー シーズン3 第14話の感想
今回の話は、すごく印象的でした。まさかカロフスキーが自殺しようとするなんて!
「カートを散々いじめていたくせに、自分は1週間ももたなかった」の言葉も印象的。
いじめっ子は自分がいじめられるとモロイし、自分がされて初めてそのヒドサに気が付くんだろうな。
ここで、カート役のクリス・コルファーさん自身もゲイとのこと(ちなみにグリーの役者さんは同性愛者が多い)。
だから今回カートが病室のカロフスキーに語った言葉。「何度も人生は、クソったれって思う」に重みを感じました。
「認めてくれる人もいるから、その人たちを探そう」の言葉にもね。
またSNSは、匿名だから言葉がヒドイし、悪質。カロフスキーの命が助かったと知れば、「次は成功させろ」とは…。
”匿名”だからっていうのは、人の”悪い部分”を加速させる。
だからこういう言葉の一つ一つが、相手をどれほど傷つけるか。肝に銘じておかないとね!
ちなみに”匿名だから、何を書き込んでも大丈夫!”ではない。
悪質な場合は裁判で書き込んだ人を特定できるし、賠償金を請求されるケースもあるからね(‘ω’)ノ
ってことで、こういう想いが強いからか、今回のウォブラーズの「Stand」「Glad You Came」が大好き。
chayoは何度聞いても、カロフスキーのことを思い出してウルっとします。
そして最後にクインがまさかの交通事故!!
”あらすじ”には書かなかったけど、「チア部へ復帰して、全国優勝して卒業したい」とスーに訴えました。
最初は反対されたけど、最終的には了承もされていた。なのに、これからどうなる?クインは無事なの?
そしてフィンとレイチェルの結婚式は??
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