glee シーズン1 第9話「グリー部の車いす体験記」の あらすじ
地区大会まで、あと少し。でも問題が発生!
地区大会の会場へはバスを借りて、みんなで行くのだが、アーティーのために車椅子用のバスを借りなければならない。
だが車椅子用のバスでは、費用が高くて借りられないのだ。
そこでウィルはカップケーキを売って、バス代を稼ぐことを提案!
しかし、みんなは反対。しまいには、「アーティーだけ父親に送ってもらうようにしたら」と、言いだす始末。
みんなの手前、アーティーは気にしていない素振りをしていたが、講堂で「Dancing With Myself」を歌いながら、一人落ち込んでいた。
そんなアーティーの姿を見たウィルが、以下を命令。
- 車椅子で1日3時間、生活すること
- カップケーキを売って、バス代の費用を稼ぐこと
- 車椅子でパフォーマンスをすること
アーティー以外のみんなは不満だが、渋々従うことに。
だが、カップケーキを売っても、売れない。しかもクインたち人気者が売ってもだ!
苛立つクインは、「カップケーキも売れないようでは父親失格」と、フィンに怒りをぶつける。
しかしそれには別の理由があった。高額な妊婦検診費用が払えず、途方に暮れているからだ。
あかちゃんをあげる約束をしているテリに、検診費用の援助を頼んだのに断られている。しかも妊娠は両親に内緒だから、頼れない。
だから恋人のフィンに、稼ぐように頼むしかないのだ (※実父はパックだが、フィンには内緒)。
フィンはクインのために、バイトを探してはいるが見つからない。
これからもまだまだ検診費用はかかるし、更にマタニティードレスも必要になる。
とにかくお金が必要なのだ!
しかも家に督促状まで来ていて、いつ両親にばれるかハラハラ。クインはイライラしっぱなしだ。
そんなクインの状況に一肌脱いだのが、クインを好きなパック。
カップケーキに薬を混ぜて生徒を薬物中毒にして、カップケーキがバカ売れに(笑)。
その稼いだお金を渡そうとするが、クインは受け取らなかった。
ただ最初はパックを”負け犬”と拒絶していたが、そんなパックの姿に態度を軟化させはじめた。
そしてフィンもようやくバイトが決まり、これで一安心。
だが、地区大会に向けて、もう一つ問題が。それは”ソロ”。
女性の歌ということで、ソロに立候補したカートをウィルは断わり、レイチェルを選んだのだ。
それに腹を立てたのが、カートの父バート。
ウィルに直談判をして、ソロをめぐるオーディションを開催することに。
「Defying Gravity」で、カートvsレイチェルのオーディション開催!
だが、カートは途中で音を外していまい、結果はレイチェルがソロに決定!
しかしそれは、わざとだった。バートのもとにカートを中傷する電話が来たので、カートはバートのことを想って、わざと負けるようにしたのだ。
ここで車椅子で生活するうちに、ティナはアーティーとの距離を縮め、2人はキスをする。
吃音も、車椅子も、受け入れさえすればふつうと思っていたが、ティナが「吃音はわざと」だと告白したことで、アーティーは失望。
2人の距離は開く。
さて。カップケーキを売ることで、費用を稼ぐことができたグリークラブ。
更にスーから募金があったことで、無事にバスを借りられることに!
そして最後「Proud Mary」をみんなで歌う。
校長の命令で、部員募集をかけたところ、立候補したのがダウン症のベッキー。
縄跳びをしても下手くそなのに、なんとスーは合格にしたのだ!
「何か裏がある?」と疑っていたウィルだったが、違った。
スーが慕っている姉ジーンも、ベッキーと同じ病気だからだった。
gleeシーズン1 第9話で使用された曲
楽曲 | 歌い手 | アルバム | オリジナル | ||
---|---|---|---|---|---|
Dancing With Myself | アーティー |
|
|
ジェネレーション X | |
Defying Gravity | カート,レイチェル | ミュージカル「ウィキッド」 | |||
Proud Mary | ニュー・ディレクションズ |
|
アイク&ティナ・ターナー |
グリー シーズン1 第9話の感想
スーのお気に入りのベッキーが初登場!
今回で初登場だったんですね。性格も悪く、スーにべったりで、厄介なベッキー。
でもスーが唯一振り回される相手で、結構笑えるキャラでもあるんだよね。
そしてスー姉のジーン。ジーンやベッキーと一緒にいるときのスーは、本当に優しくなって、まるで別人。
グリークラブへ募金したり、意外に優しい一面もあるスー。普段あんなに意地悪なのに、不思議です。
またティナが暴露した”吃音がわざと”っていうのは、アーティーには酷だよね。
アーティーは、交通事故で歩けなくなってしまった体。歩きたくても、歩けない。”わざと”じゃないんだから。
その時のアーティーのセリフにグッときた。
また「Dancing With Myself」を歌っているアーティーの姿も切なかった。
ふだん見せないけど、本当は歩きたくてしょうがないんだよね。
ちなみにアーティー役のケビン・マイケル・マクヘイル(Kevin Michael McHale)さん。実はダンス上手なんですよね。後に出てくるので、お楽しみに(*^-^*)
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