glee シーズン5 第18話 「ピンチとチャンス」のあらすじ

レイチェル主演の”ファニー・ガール”。これが大ヒットし、初演から3週間経った今、レイチェルは一躍”時の人”。称賛の嵐、サイン責めにあい、とうとう”ブロードウェイでの成功”という夢を実現させたのだ!

だが、それで満足しないのがレイチェル。大手エージェントICAと契約し、「ブロードウェイを足掛かりにTVや映画にも出たい」と伝えると、「君の顔は、テレビ向きではない」と言われてしまう。「TVではアップになってしまうよ。君に必要なのは、”長く”ファニー・ガールを演じられるようにすることだ」とも。

さすがのレイチェルも、落ち込む。それでも”ファニー・ガール”は週8公演。「Wake Me Up」を歌いながら、淡々と舞台をこなす。

だが、そんな時、ある男が舞台後にレイチェルの楽屋にやってきた。彼の名前は”リー・ポールブラット”。なんとFOXの者だ(笑)。そしてレイチェルに才能があるから、「火曜日にLAに来て、ドラマのオーディションを受けてほしい」と言う。だが、火曜日には舞台がある。それを伝えると、「代役がいるだろ」とアッサリと言い残し、彼は楽屋を去る。

迷うレイチェル。ドラマに興味はある。でもブロードウェイの舞台を投げ出すわけにはいかない。支配人に「休ませてほしい」と相談すると、「代役の子も素敵だ。だが、スターは君だ!休むことは許さない」と言われる。それでも諦めれきれないレイチェル。カートに相談すると、当然のごとく反対される。

だが、結局レイチェルは「インフルエンザにかかった」と支配人に嘘をつき、こっそりLAへ行って、オーディションを受け、自信満々に「The Rose」を歌う。

だが、FOX上層部は、変な顔。それもそのはず、今回のドラマは歌うドラマではなく、FSものなのだ!「台本読んでないの?」といぶかしげに聞かれる始末。結局は(レイチェルを勧誘した)リーの部下が、台本を送り忘れるというミスをした為なのだが。

そこで急遽、台本を手渡され、主演の男性と一緒にオーディション開始!が、ぶっつけ本番なので、ぎこちない演技となってしまう。更にキスをされ、まぁ、散々なオーディションだった。

オーディション後、ふと携帯電話を見ると、支配人から大量の着信電話が。電話をして、「これからは舞台一筋で頑張ります」と伝えると、なんと代役の子がリハーサル中にステージから落ちて、ケガをしてしまい、舞台に立てなくなってしまった!そのため、「至急戻ってくるように」とのこと!

だが、今レイチェルがいるのは、遠く離れたLA!慌ててタクシーに乗って空港を目指すが、渋滞にはまって、到底間に合わない!!

間に合わなければ、舞台が台無しになってしまう。カートから支配人に正直に話すように言われるが、嘘をついたとは、言えない。まさにレイチェル大ピンチ!!(ちなみにLAとNYは飛行機でも、フライトに6時間くらいかかる)

だが、これを救ったのが、なんとサンタナ!代役を途中で降りたから最初は支配人に渋い顔をされるが、他にどうしようもない。サンタナがレイチェルの代わりに舞台に立ち、なんとか無事にステージが行われた!!

 

翌日、支配人から呼び出される。真実を伝えたからだ。支配人は今までレイチェルに優しかったが、別人のように厳しく、「君は野心家で、そして責任感のない子供だ!」と怒る。そして「スポンサーたちと話し合い、私としては降板させたかった。だが、君はスターだ。だから、舞台をおろすことはできない」と。

何とか首の皮一枚つながったレイチェル。そんな彼女に支配人は、「だが、2度とするな。その時は君を契約違反で訴える!そんなことになれば、今までのキャリアもなくなり、君は2度とブロードウェイのステージに立てない。それに忘れるな、君はあくまで新人だ!!」と釘をさす。さすがに反省するレイチェル。

そしてそんな彼女のもとに、リーから、オーディション不合格の知らせが来た。だが最後にリーから、「(レイチェルの)才能を気に入っている。だから君のドラマを作ることにしたよ。そのために、ライターがやって来るよ」とも!

 

後日、レイチェルはサンタナに舞台代役のお礼を言い、手料理をふるまう。その時に「見返りは?」と訪ねると、なんとあのサンタナが「ない」と答える。「ブロードウェイも1日だけなら楽しいけど」と。

いぶかしげなレイチェルに、「分かった。今までの私からなら想像できないだろうけど、気が付いたの。世間は冷たいって。そんな中、凍死しないですむには、友達が必要だから」とのこと!

これには理由があった。せっかくNYへ来たのに、レイチェルはファニー・ガール。メルセデスは作成中のアルバムで悩んでいる。着実に2人は、くすぶっているサンタナよりも夢に近づいているのだ!

そんなサンタナを気にかけ、メルセデスはプロデューサーに「一人じゃなくて、サンタナと2人で歌いたい」と直訴する。だが、彼の答えは「No」。メルセデスは尚も喰い下がってくれたが、さすがにサンタナが一歩引く形となった。

それでもサンタナはアルバム収録につきあうことに。だが、収録がうまくいっておらず、煮詰まってしまう。「外に出れば?」というサンタナの提案に乗り、メルセデスは「Doo Wop (That Thing)」を歌いながら、スタジオを抜け出す!

その後、最後サンタナとのデュエットを提案するが、やはりプロデューサーに断られてしまったのだ!!それでサンタナも考えを改めたのだ。ただこのアルバムがヒットしたら、サンタナとのデュエットも考えるとは言われたが。






 

その頃、カートにも一大事が!なんと社交界の名士であり、アーティストの後援者としても有名なジューン・ドロウェイがNYADAにやってくるが、そんな彼女の前で歌うという”大チャンス”が、カートにやってきたからだ!!

カートは「ワン・ダイレクションを歌いたいからと、一緒に歌おう。婚約者なんだし!」とブレインを誘う。ブレインは喜んで了承し、2人はジューンの前で「Story Of My Life」を熱演!!

歌い終わってから、ジューンに褒められた!だが、彼女のお眼鏡にかなったのは、ブレインだけ。カートは気に入られなかったのだ…。

更にジューンはブレインを「資金集めのパーティーがあるから一緒に来て」と誘う。ブレインは迷いつつも、カートが賛成したこともあって、パーティーに行くことに!

パーティーでは有名人が集まっており、その中でも一躍有名なジューン。そんな彼女がブレインをみんなに紹介し、更に「もっとお金出してよ。そのお金に見合うショーをするから」と、なんとブレインと「Piece of My Heart」を披露!これが大盛況!!

その後ジューンから何度も食事に誘われる。ジューンとしては、売り出す前にブレインのことを知っておきたかったからだ。そしてなんと「今度あなたのショーをしましょう」と提案される!喜ぶブレイン。だが、「カートも一緒に出演させてほしい」と頼むと、断られてしまう。しかも「婚約は間違い。破棄するべき」とまで!!

そんな状況に戸惑うブレイン。久々に会ったカートに、「最近ジューンとどう?」と聞かれ、「ショーをすることになった」と告げる。すると、カートは複雑そうな顔をしながらも、喜んでくれた。そんなカートに、つい「君も一曲だけど、一緒に歌えるよ」と言ってしまう。これにカートは大喜び!!大丈夫か?どうする、ブレイン!?






 

glee シーズン5 第18話で使われた曲リスト

楽曲 歌い手 アルバム オリジナル
Wake Me Up レイチェル Avicii feat. Aloe Blacc
Doo Wop (That Thing) メルセデス,サンタナ Lauryn Hill
Story Of My Life カート,ブレイン One Direction
Piece of My Heart ブレイン,ジューン Big Brother & Holding Company (Janis Joplin)
The Rose レイチェル Bette Midler

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グリー シーズン5 第18話の感想

出たー!ワガママで自己中レイチェル。本当に彼女はこりない。”ファニー・ガール”の役をつかんだ時大喜びしていたし、初演の時なんて、緊張しすぎて、「ステージに立てない」と言い出し、カートたちを困らせたのに。それなのにヒットした途端に、次は”ドラマ!”なんて。子供のころから夢を見ていたブロードウェイなのにねぇ。

でも確かに毎日ファニーだけなら、飽きちゃうのかなぁ。周りもうまくいけば、「15年ファニーできる」って言ってるし。でもまぁ、さすがにレイチェルはこの世界では”新人”。だからこれ以上勝手なことしたら、まぁ、次の舞台はないわなぁ。

尚、gleeはFOXドラマ。だから、リーが”FOXの者だが”と言った時は、思わず笑っちゃった。で、「The Rose」歌っている時、各ドラマのポスターがあったのに、gleeだけないのは、結構面白かった。

またカート。本来は自分がジューンの前で歌うチャンスだったのに、ブレインを誘ったら、ブレインが彼女に気にいられるとは!でも2人の「Story Of My Life」は好き!こういう楽しい曲良いなー♪

で、ジェーンに気に入られ、チャンスをつかんだ!でもブレインのショーでカートも歌えると言ってしまったのは、ヤバイ。どうする?それにジェーンには婚約破棄まで言われているのに?いったいどうなる、ブレイン!

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