glee シーズン4 第4話「涙の別れ」(The Break-Up)のあらすじ

ブロディとキスし、それ以上へ進む雰囲気になった時に、恋人フィンが突然部屋に現れるという気まずい再会をしたレイチェル。

フィンから4カ月間も音沙汰なしだったが、その夜は2人とも話もせず、一緒に寝ただけ。お互い、怖くて、話が聞けない状態だ。

だが翌朝、レイチェルは思い切って、フィンにどうしていたかを尋ねる。

フィンは陸軍へ入隊したが、それは16日間。銃の手入れをしているときに誤って自分の足を撃ってしまい、それで半名誉除隊となってしまったのだ!

フィンは父の名誉回復のために入隊したのに、それもできなかった。

自分の目標も失い、レイチェルにも恥ずかしくて連絡できず、ただ途方に暮れていた。それが真相だ。

レイチェルから新しい夢を見つければいいと提案され、フィンは過去に俳優のアクターズ・スタジオを目指していたから、NYADAを見学してみる。

だが、失敗。そこでは自分の居場所を見つけて、夢を追って輝いているレイチェルの姿を見て、みじめになってしまっただけだった。

高校生の頃は、自分が人気者で、レイチェルは底辺だった。それなのに今は、逆。

”ここは自分の居場所じゃない”とフィンは強く感じ、ブレインと共に「Barely Breathing」を歌う。

だが、そんなことに気が付かないレイチェルは、カートと共にNYADA学生がたまり場にしているカラオケ・バーにフィンを誘う。

そこは正装しないと行けないような場所。フィンは内心嫌がっているが、2人は気が付かずにノリノリ。

そんな時に部屋のインターホン。なんとブレインが現れたのだ!喜ぶカート。そして4人でカラオケ・バーへ行くことに。

バーでは、ブロディと気まずい再会。「2人で歌ったら?」というブロディに「(NYADAの)学生じゃないから」と断るフィン。

「レイチェルの連れならOKだよ」と誘われ、「レイチェルと2人で歌ったら?」とフィンが返答すると、ブロディとレイチェルは「Give Your Heart a Break」を歌い出す。

バーで初めて歌を披露したレイチェル。歌い終わると、楽しそうにフィンのもとへ駆け寄る。

「あなたも歌ったら?」とカートに提案するが、カートは遠慮。

「僕にとって大事な人へ捧げる」とブレインが言って、カートとブレインが初めて出会った時の思い出の歌Teenage Dream (Acoustic Version)」を、泣きそうになりながらも熱唱する。

バーからの帰宅中。フィンは、レイチェルにブロディとの関係を問い詰める。

「友達?」と聞かれて、「もちろん」とトボケルが、「本当のことを話してくれ」と言われ、「だって、あなたは4か月間も連絡すらくれなかった。キスだけ」と答える。これにフィンは怒る。

一方、カートととブレイン。「さっきの歌。辛そうだったけど、何があった?」とカートが聞くと、「他の男と寝た」というブレインの答え。

呆然とするカート。「セバスチャン?」と聞くと、「違う人。遊びだった。だって、君は連絡くれなくて、寂しくてしょうがなかったんだ。許してほしい」

4人で「Don’t Speak」を歌いながら、カートもフィンも、何も言わずに立ち去る。

翌朝。フィンはレイチェルに黙って、部屋から出ていこうとするが、起きていたカートに声をかけられる。

「レイチェルに伝言は?」の問いかけに、「ない」と答え、部屋を立ち去る。

オハイオ州に戻り、フィンはマッキンリー高校のウィルのもとへ。自分の気持ちが分からず、ただウィルに話を聞いてもらいたかったからだ。

その後、フィンは音楽室でブレインと会う。「なんで浮気した?」と聞くと、「わからない」の答え。

ブレインもただ、ただ、カートに相手されず、寂しかっただけだから。

ブレインは浮気を後悔し、カートに何度も謝罪するが、メールも電話。そして花束を贈っても、全て無視されている状態だ。

 

その頃サンタナも久々にオハイオに戻り、ブリトニーと再会。

カートがVorguでバイトをしていることを羨ましがるサンタナに、「嫉妬?あなたもNYで夢を追いかければ?」と言われるが、「全然。大学は楽しい」と答える (※NYで夢を追いかけるか迷っていた過去あり)。

久々に会って2人は楽しそうだが、「悪い恋人だった」と、サンタナはブリトニーに謝る。

帰る気になればオハイオに戻ってこれたのに、戻ってこず、ブリトニーを放っておいたからだ。

そして「自分の気持ちをこの歌で伝える」と、ブリトニーに「Mine」(”あなたは最高の人という歌詞”)を歌う。

「悲しい歌は嫌い」という答えのブリトニーに、「わかっているでしょ。遠距離恋愛のよくある結末(浮気)にはなりたくない」と、サンタナは別れを告げる。

この頃、ウィルのもとにも転機が。グリーへの情熱が徐々に失われ、新たな夢として芸術教育を変えるプログラムを応募したら、合格したのだ!

喜ぶが、そのためには暫くこの土地を離れ、遠いワシントンへ行かないといけない。

そこでその日の夜、婚約者のエマに「一緒に連いてきてほしい」と伝えると、断られてしまった。

エマには自分の好きな仕事があるし、何より”エマ自身の人生”があるからだ。

だが断られると思っていなかったウィル。「てっきり僕の夢を応援してくれていると思っていたのに」と、ぼやく。

「応援している。だから、応募することにも、行くことにも賛成。でもあなたが夢を追っている間、私は一人でホテルにいるの?」とたずねる。

尚も話をしようとするウィルを遮り、「私はあなたの犬じゃない」と言って、エマは部屋を出ていく。






さて。1人、高校でアーティーやブリトニー、みんなと再会するフィン。新入生とも初対面だ。

「ゆっくり自分を見つめなおす時間も必要だ」とウィルから言われ、グリークラブの活動を一緒に過ごすことにしたのだ。

去年ウエストサイド物語を上映したように、今年もショーを開催しようとウィルが提案。

それで演目リストをみんなに配るが、まぁ、なんていうか、みんなの気に入るものではない。

そこでフィンが「グリースは?」と提案すると、みんなは賛成し、ショーは「グリース」に決定!

講堂で1人たたずむフィンの元に、レイチェルが現れる。フィンから電話を無視され、家やバートの工場へ行ったりとかなり遠回りして、ここにたどり着いたのだ。

あなたに列車に乗せられたときは、恨んだ。でもNYへ行ってから、あなたに感謝した。どれだけあなたが自分の気持ちを押し殺して、選択したかが分かったから。でもあなたは4か月もの間、連絡をくれなかった。もう待てない」と、別れを告げる。

そして「The Scientist」を歌う。






glee シーズン4 第4話で使われた曲リスト

楽曲 歌い手 アルバム オリジナル
Barely Breathing ブレイン,フィン Duncan Sheik
Give Your Heart a Break レイチェル,ブロディ Demi Lovato
Teenage Dream (Acoustic Version) ブレイン Katy Perry
Don’t Speak ブレイン,カート,フィン,レイチェル No Doubt
Mine サンタナ Taylor Swift
The Scientist フィン,レイチェル,カート,ブレイン,サンタナ,ブリトニー,ウィル,エマ Coldplay

グリー シーズン4 第4話の感想

今回の別れは、”やっぱりな~”っていうのが、正直な感想。

ブリトニーはサンタナから連絡なくて、寂しがっていたし、サムと急接近していた。

レイチェルは、フィンから連絡ないし、新しい環境で寂しい思いをしているときに優しくしてくれるブロディが現れて、更にアプローチされていたからね。

またカートもVorguでのバイトが忙しすぎて、ブレインにちゃんと連絡できなくて、放っておいたからね。

遠距離恋愛は、ただでさえ難しい。新しい環境だと、よけいにね。だからしょうがない面はあるかなぁ。

でも意外だったのは、ウィルとエマ。大人でも、大人だからこそある”自分と相手の都合”でね。いったいこれから、どうなる?

今回「The Scientist」が、一番好き。あの演出といい、歌といい、好き。切ないけどね。

 

またブレインの「Teenage Dream」。前回のブレインとカートが出会った時の思い出の曲と、ずいぶん感じが違っていて、ビックリした。ちなみにその時のPVはコチラね。

ちなみにキティと付き合っていたジェイクは、あっさり別れた。

キティが、マーリーとマーリーの母親を馬鹿にしたのをジェイクがかばったのがキッカケ。

でもジェイクは、キティが人気者だから、付き合っていただけ。あの性格の悪さに疲れていたし、マーリーが気になっているしね。

こちらはウブな高校生っぽい恋愛。さて。こちらもどうなるか?キティがどう反撃してくるか、楽しみですね( *´艸`)

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